フレディ・マーキュリー
  華麗なるボヘミアン・ラプソディ

              ピーター・フリーストーン著

     を読み終わりました音譜
      
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この前の本は、フレディの最後の7年間を、恋人というか夫婦として暮らしたジムのラブストーリーでしたが、今度の本は、1979年の全英ツアーに衣装係として参加して以来、公私にわたってクイーンと、とりわけフレディと親密に(エイズで亡くなるその日まで)過ごしたピーターさんが書いたものです。
読みながら感心してたんですが、まぁよく覚えてること。
フレディの一夜限りの恋人のフルネーム、どこのゲイ・パブで知り合ったか、どんな別れ方をしたか、マッチョか金髪か…
日記つけて、事細かに書き込んでたとしか思えませんショック!

また、フレディの美術品、骨董品のコレクションも細かく書かれていて、興味深いです。フレディは美術学校出身なので、趣味がいいんです得意げ

もちろんクイーンのコンサートとかプロモーション・フィルムとかに同行してたので、お仕事モードのフレディも詳しく描かれてます。
とくにPVについては、監督は誰で、アイディアはどこから誰が、何に腐心したか、衣装のデザインはだれか、など、とっても充実してます。
ワタシはまだまだクイーンのことは勉強不足なので、これからYou tubeでPV見ながらこの本を読み直そうと思ってます(=⌒▽⌒=)

印象に残ったのは、フレディが数ヶ月間の恋人だった男性と、コンサートの朝大喧嘩して喉をつぶしてしまったくだりです。ピーターさんと一緒にはらはらしましたが、なんとかコンサートまでに声が出るようになってよかったです。
その恋人さんはとても過激で、ある夜、部屋中の割れ物を割って暴れたこともありました叫び
フレディは、恋をすると夢中になってしまいますが、相手の男性が、若い男性と浮気したりして、なかなか長続きしなかったみたいです。恋が破れると、それをバネにして、いい作品ができるみたいで、フレディには必要だったんでしょうねあせる

あと、フレディがプリンスを気に入ってたというのを知りました。黒髪で小柄なプリンスを、自分の若い頃と重ね合わせていたのではないかとピーターさんは分析してます。

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マイケルとのセッションに、ピーターさんも同行してます。

 ある夏の日、ヘイブンハースト・アヴェニューのアンチノにある彼の自宅にフレディは招かれた。マイケルは迎えに出したリムジンで到着したフレディと私を外で出迎えてくれると、新築のチューダー式の大邸宅の案内を始めた。彼と一緒についてきたのは自宅に設置されている専用スタジオのエンジニアだった。フレディは仰天した。建物の対になっている窓にはすべてクリスマスのような電飾が取りつけられていたのだ。この邸宅は後に作られるマイケルのネバーランドの元となるミニ動物園もあった。…マイケルは自分の家をとても誇りにしており、楽しそうに案内をしてくれた。…マイケルの寝室には巨大な蛇が収められた水槽が置いてあった。フレディは蛇が大嫌いだった。マイケルが蛇をかわいがっている間、彼はまず身の危険を案じていた。…フレディの印象に残ったのは彼の「スリラー」のトリプル・プラチナ・ディスクの飾り方だった。それはただ寝室の壁によりかけられているだけだった。…マイケル一番のご自慢は礼拝堂で、まるで豪勢な教会を思わせる立派な椅子を使っていた。……ふたりはその日の午後、3曲分のセッションを行った。それぞれの曲は「ビクトリー」、「ステイト・オブ・ショック」、そして3曲目はフレディのソロ・アルバム「Mr.バッド・ガイ」に収録された「生命の証」だった。マイケルが歌っている間、フレディはピアノに徹していたが、その間に自分の歌詞を考えていた。5~6時間のセッションを終えて、私たちがマイケルの家を後にしたのは6時をまわった頃だった。帰りの車の中でフレディは、あれやこれやと感想を話し始めた。フレディはマイケルとのセッションを通じて彼の仕事に対する姿勢には感銘を受けたようだが、家の趣味にはちょっとついていけなかったらしい。「あんなに金をかけて、趣味が悪いなんてね。金の無駄遣いってもんだよ」

だいぶはしょりました。こんじょなしのワタシをお許しくださいm(_ _ )m

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