新国立劇場ダンス

森山開次／新版・NINJA

【公演日時】

2024年6月29日（土）14時

【劇場】

新国立劇場中劇場

（東京都渋谷区本町1-1-1）

京王新線「初台」駅徒歩約2分

【上演時間】

1幕 45分

休憩 20分

2幕 45分

※開演定刻

※終演 16時00分

【チケット】

1階上手

5,960円

【観劇回数】

作品 2回目

劇場 52回目

【評価】

SSS

年間ベスト公演候補

【スタオベ】

級

【いちばん良かったキャスト】

府川萌南さん

姫

【物販】

のど飴 200円

缶バッジ（ガチャガチャ） 300円

　→ピンク

【メモ・感想】

・2年ぶり2回目の観劇。2年前の公演は、2階席でプロジェクションマッピングの映像演出が超良かったので2階席が無難かもと思ったけど、1階席の好みの席が販売枠にあったので、今回は1階席を選択

・先週のバレエに続いて、缶バッジガチャがあったので記念に1回と思ったけど、100円硬貨がなかったので、のど飴買ってお釣りで300円ゲットしてからガチャ全4種で欲しいのは、ピンクのだけだったので確率1/4。バレエの時もガチャ運良かったけど、見事にピンクゲット観劇前から流れが良い

・客席満席で、お子様客が多いバレエより多いようなこれで作品がお子様向けかと思いきや、作品内容もパフォーマンスも忍者のような集中力を出せていて、ガチの世界大人はどちらかと言うと男性客の方がより伝わってくるものがあると思われる

・府川萌南さん、昨日が初日で2公演目だったからか緊張感がなく非常に良いバランス加減振りをきっちりだけでなく、曲ごとに振りに曲を出せていて、振りの表現力が非常に高い全出演者、非常に集中力高いパフォーマンスのところ、府川さんはヒロインのポジションなので、表情をプラスして役の差別化に繋がっているその表情での表現力も抜群に良く、振りと表情の表現力が相乗効果になっているバレエだとこれからターンとか回転技の技術を磨くのが必要になってくるけど、特に表情での表現力はこれを出せれば、周りより1段高く出せるはずさらに、シューズ音が綺麗で、この前の3月に修了した期から、バレエ研修所で音がしないようにしっかり教えているようなので、基礎の段階で身についているのは非常に大きいはず2年前に演じた中川奈奈さんが良かったので相対的に厳しく見えるかもと思っていたけど、期待値を遥かに超えていたパフォーマンスで輝いていた

・研修生でここまでパフォーマンス出せるなら、『くるみ割り人形』で研修生3人ずつ位の役を何か追加してもいけるというか、緊張しなければ他の役を食えるくらいのパフォーマンス出せるかもしれない

・2年前の公演では、オープニングからシューズ音が結構鳴り響いていたけど、今回は音を極力抑えていて、忍者だから音出ない方がリアルさが上がる

・森山開次さんのバレエ作品『竜宮りゅうぐう』と世界観というか作品感が似ているので、作品の空気感リズム感が良い『竜宮りゅうぐう』といっしょで、今どのシーンなのかを舞台上方に表示しているので、わかりやすさに繋がっている（お子様向けに漢字にふりがながあった方がさらに良い）

・狐のシーンが良いなぁ殺られ方が上手いというか巧い全体的に、森山さんのセンスというかアイデアが既成概念を超えているので、他の方とは違う能力があるのが一目瞭然バレエを観るようになって、ダンサー制作のダンス公演も観ているけど、それらの作品と森山さんとの決定的な違いは、振りのわかりやすさスピードとかターンとかリフト重視より、作品（シーン）に合っているか、客席にそれが伝わるかがいちばん大事なのかもしれない

・2年前も書いたけど、配役が未発表なので女性キャストはなんとかわかったけど、（森山さん以外の）男性キャストが誰がどの役かが厳しかった。

・ところで、『竜宮　りゅうぐう』の再演はいつだろうか完成度鉄板なのに。

座席位置（再演時用メモ）

キャストの表情優先→1階前方

キャストの動き優先→1階後方

プロジェクションマッピング優先→2階

全国公演のフライヤーも配布しているのが素晴らしい

バレエの缶バッジと並んで設置。（4台中2台ずず）

1台は売り切れで、1台も残り少なかった。回したいかたは、早めの入場が吉かも。

森山開次／新版・NINJA 新国立劇場ダンス