札幌 ファミケア プリズム翠 (障がい支援、介護、子育て支援・起業支援) -2ページ目

札幌 ファミケア プリズム翠 (障がい支援、介護、子育て支援・起業支援)

札幌在住。32年にわたり、難病の母親の介護をしてきたいわゆるヤングケアラー経験者です。また、保育士や介護福祉士の業務経験から、介護、障がい、子育てに関わるご相談お受けしています。本業は障がい福祉サービス事業所で相談支援専門員として福祉支援の仕事をしています。

札幌 家族サポート ファミケア プリズム翠

吉田綾子です

 

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罪悪感

時々こうしてこの言葉で頭を支配されることが

度々ありました。

今も時々襲ってくる思考です・・・

 

それは・・・

 

両親のケア方針への

様々な決断

 

亡き母が誤嚥を繰り返し

嚥下機能が低下したことで

経管栄養に切り替えた時、

母は

最期まで口から食べたいと主張し、

でも、

食べることが出来ない事も何度も何度も伝え、

理解できないまま逝ってしまった時

 

父は、ずっと栄養不足で

亡くなったと思い込んでいたこともあり、

 

あの時少しでも

口から食べさせてあげていれば

やせ細って亡くなることもなかったのに

 

と暫く言われ続けたこと

 

そして、

父が車の自損事故で

大怪我をしたのをきっかけに、

施設への入所を決めて、半ば父に嘘をついて

騙すような形で入所させて今に至る事

 

それ以前から、父がもう一人の生活は

難しいと判断した結論だったけど、

周囲の反対意見に

罪悪感を未だに感じている・・・

ひとりで決めてきてはいないけど、

兄の意見も含まれてはいるとはいえ、

実際に両親を見てきたのは私なので、

最終的な判断は私に委ねられることへの

罪悪感・・・

 

我が家に限っての事ではないのかもしれませんが、

介護を巡って、

親子の意見は分かれるのは良くある話とはいえ、

こうして両親のケアを振り返ってみると、

 

子どもだから親の面倒を見るのは当たり前

 

親の意見が絶対

 

という我が家(親戚含め)の

暗黙の了解みたいなものに、

未だに振り回されている気がします。

 

先日父の介護保険関係の事で

施設やケアマネとやり取りしながら

久しぶりに

ふとそんな感情がよみがえって来て、

この罪悪感はいつになったら消えるのか?

そんな気持ちに支配されている自分がいました。

 

ケア家族の胸の内を吐き出すことも

大事なことなのですね・・・