ぱんだ



山崎豊子さんの不滅の名作『白い巨塔』を読みました (*^.^*)

昨年末から図書館で借りて、コツコツ読み続けてきた本です。



国立大学病院内の医師の権力争い、患者からの医事裁判を通じて

医師として、また人間として大切なことは何かを世に問うた名作で、

何十年も前に、ドラマ化・映画化にもなっている大ベストセラーを

この歳になってはじめて読みました(^_^;)


いや~これは本当に名作だ!

おもしろかった~。

この人の取材力、ハンパねぇ~驚きました ∑(゚Д゚)


これから読まれる方もいらっしゃるでしょうから多くは語りませんが、

特に医事裁判における口頭弁論など法廷での激しい戦いの場面は圧巻です。

とってもとっても、非常~に勉強になりました (^_^)v
人間ドラマとしても突出しています。


ちょうど読んでいるときに、或る医療法人から依頼があり、

理事長と「白い巨塔」についての話をしたときに、

医師や病院内の人間関係などについて教えてもらいましたが、

やはりいろいろあるようでした ( ̄□ ̄;)!!



できれば文庫本ではなく、ハードカバーで読まれるようお勧めいたします。

巻末に作者のあとがきやエッセイ、付録なども載っていて

執筆中の苦労話などもあり、より一層理解が深まりますから ニコニコ



こういう作品を、真の傑作というのでしょう、作者の技量に感服しました。

心から読んでよかったと思える本です。。。
ラストも圧倒的な荘厳さがありました。


作品全体を通じて、人間の良心について深く考えさせられる作品です。

躊躇なくお勧めします (^-^)/



これをきっかけに、彼女の他の作品

「華麗なる一族」「不毛地帯」「二つの祖国」なども読んでみたいと思います。

新潮文庫「白い巨塔 全5巻セット」/山崎 豊子
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ラブラブ ハードカバーでどうぞ・・・