笑3



彼女は子供の頃から霊感が強かったそうです。

10円玉に指を乗せると、力を加えていないのに指が勝手に動き、

鉛筆を持つと、勝手に動いて字を書きました。

誰もいないのに突然 声が聞こえたり

何かの気配を感じたり

映像が頭の中に浮かんだり

修学旅行先で集合写真を撮ると、

自分の体の周りだけたくさんの白い手が映っていたり・・・


若いころ、自分が体験したことを友人に話すと気味悪がられ、
それ以来、そういう話をしないように注意してきました。


人がいないのに声が聞こえるのは、

もしかして自分は頭がおかしいのではないかと、真剣に悩んだ末

次第に霊的なことを嫌がり、避けるようになっていったそうです。

こんな変な力など、無い方が幸せだと。



誰しも何度か人生の転機を迎えます。


うちの嫁さんにも、約3年ほど前、人生の転機のひとつが訪れました。

それも、かなり大きな、そして不思議な転機でした。


それ以来、彼女は背後の見えない人たちからメッセージを受け取り、

それを求めている人たちに伝えることが増えていきました。

最初は本人も半信半疑でやっていました。

亡くなった方からのメッセージを

遺族の方に手紙で伝えると、不思議と受け入れてもらえました。

そして今、ようやくその力を認め、誰かの為に使おうとの決意ができたようです。

今日に至るまで、何十年という歳月が必要でした。

これまで病気になったり、ずいぶん苦しい思いをしました。

数々の人生経験を通してようやく決意できたことです。


その力、見えない背後からのメッセージの中継役を、

彼女はタロットカードやダウジングを通じて相手に伝えはじめました。


彼女を見ていると、人生って無駄なことはひとつもない

としみじみ感じます(*^.^*)

特に、苦しんだり苦労した経験は、大いに誰かの役に立ちます。



一段一段、ゆっくりと人生の階段を上がってきました。

これからもゆっくりと一歩一歩上がっていくでしょう。


僕もそうだし、皆さんもそうであるように




40歳の行政書士ドタバタ開業日記