みなさんご存じのとおり、行政法の中に「地方自治法」という科目がありますが
出題数5問という、なかなか侮れない科目の割には、これだという良いテキストが見つからないのではないでしょうか?
特にまったくの独学の方には良いテキスト、演習問題が少ないことは厳しい気がします。
僕は法律の本を選びたいときには東京駅前の「八重洲ブックセンター」へ遠征して
実際に片っ端から本を手にとって選ぶのですが、この地方自治法の本もかなり時間をかけて八重洲で選び抜きました。
そして選んだのが公職研から出版されていた
「要点演習1 地方自治法」 川﨑政司 1857円
という本でした。
この本は左ページには解説が、右ページには問題演習があります。
そして川﨑先生の解説もとってもわかりやすいのです。
じっくり解説だけを読みたいのであれば「要点解説シリーズ 地方自治」というのもありますのでみなさんのお好みでどうぞ。
おかげさまでそれなりに「地方自治法」を理解できたと思います。
僕はこの本を買って勉強しましたが、本文中にいくつか誤植があったので
以前出版社にいた経験から純粋な親切心で公職研さんに電話で誤植箇所を教えてあげたら な、なんと編集長から同じ公職研の
「楽しく学べる地方自治法教室」 大島稔彦 2730円
という本をお礼にもらってしまいました・・・・・(#⌒∇⌒#)ゞ
この本もとっても良い本です。
ただ僕はこの「楽しく学べる地方自治法教室」はすでに図書館で読んでしまっていたので、すこ~し微妙な気持ちでしたが・・・。
それにしても「地方自治法」の出題数5問は点数にして20点!これはでかいです。
合格後知り合った友人で、合格基準点の180点ぎりぎりで見事受かった人もいますので1問でも多く取って何が何でも合格にしたいですよね。
地方自治法はまず一度、さーっと流して全体の体系を頭に入れてから
「長」や「議会」などを中心に、問題を解きながら進めることが大切かと思います。
ちょうど去年は地方自治法の改正があったので、改正点はしっかり押さえながら読めました。
今年も改正箇所は出るかもしれません。
他の科目と同様、一朝一夕には理解できないものですので、なるべく長期的な展望で暗記カードなどを使いながら勉強されることをお薦めいたします。
がんばってください!
- 楽しく学べる「地方自治法」教室/大島 稔彦
- ¥2,730
- Amazon.co.jp
- 要点演習〈1〉地方自治法/川崎 政司
- ¥1,995
- Amazon.co.jp