新聞の勧誘といえば、少し前まではよくビール券や洗剤などをバカバカくれたりしたもの。

 とはいえ、それはそういう勧誘と分かって受けるから、まだいいんです。

 今日はとんでもない勧誘が。

 夕方、出先から帰宅する相方を迎えに、駅まで出向こうとして準備している頃。ピンポンと、チャイムが鳴りました。何だろうと思って開けると、見知らぬおじさん。誰だろうと思うと……

 いきなり、私の手に5,000円分の商品券(よくは確認しませんでしたが、ギフトカード系だと思います)を手渡します。そして、「洗剤もいっぱいあるから……」と話しだすではありませんか。

 頭の中でいくつものクエスチョンマークが点灯しながらも、「あの……」というと、「あ、読売新聞だよね」とか言い出します。

 ここで、このおじさんが読売新聞の勧誘だということがはっきりしました。ちなみに我が家では、私が専門紙を購読していることもあって、相方が一般紙を購読していますが、現在は朝日新聞です。以前、読売と朝日を交互に購読した時期もありましたが、読売の勧誘でトラブルがあったのと、朝日を口座引き落としに変えてからはずっと朝日新聞です。

 久しぶりの新聞勧誘員でありましたが……何も名乗らずにいきなり商品券を握らせたり、畳み掛けるように「洗剤も……」などという勧誘。こんなのって、アリなんでしょうか。

 読売と分かってから、すぐに商品券をおじさんに返し、「うちは朝日ですので――」と扉を閉めさせていただきました。その向こうで、いろいろおじさんが言っているように感じましたが、最後には舌打ちをしていたようです。

 それにしてもこの勧誘は酷いですよね。これまでも何人かの勧誘員と対峙しましたが、こんなパターンは初めてでした。読売新聞本社にでも通報したほうがいいのかな。