「内Pが終わってしまう……」――このことが報道されてから、いろいろなことが起きました。

 はっきりいって、「内村プロデュース」だって、数あるバラエティー番組の一つに過ぎません。始まりもあれば、終わりもある。しかし、何かそう割り切れないものがあるのも事実。

 これまで、数多くの好きな番組が始まり、そして下手すればワンクールで終了していきました。そのたびに、「あーあ、楽しみが減っちゃったな」と思いながら、「今度はどんなの始まるのかな」と思って楽しみにしていました。その繰り返し。

 しかし、なぜか内Pは終わるような気がしませんでした。なぜだか分かりませんが、この番組は、「タモリ倶楽部」など改編の危機と無縁に思えてしまう番組と、同じような感覚で見ていたのです。そして、昨日のスペシャルを見ても、その思いは変わりませんでした。だから、終わりが信じられないし、信じたくない自分もいるんでしょう。

 この思い、どこかで感じたと思ったら、それは「新・気分は上々」が終わった時に感じたことでした。上々に関しては、年に何回かのスペシャルが放送されています。しかし、それでは違うんですよね。無駄にスタジオゲストは多くなってしまうし、似たような企画しかやらない。レギュラー放送時は、いろいろな企画があるからよかったのに、スペシャルだけではそれができないのですよね。それに、ウンナントークもほとんど聞けない。

 内Pも、同じようにスペシャルをやるという話も聞きますが、上々以上に、スペシャルだけではダメな番組だと思います。あの時間、いや、もっと深い時間でやればこそ生きてくるので、変にゴールデンでやって欲しくない。しかし、スペシャルはゴールデンの可能性が高いのではないでしょうか。

 もしも万が一、調整がきくようならば、時間が変更になっても存続して欲しいし、スポンサーなどの関連で厳しければ、早期の復活に向けての動きをして欲しい。ネットで展開されている「内村プロデュース番組継続署名運動 」も、すでに1,000名を突破しました。他にも、「内P存続まとめサイト(仮) 」とかがありました。mixiのコミュニティでもトップ絵を「内Pを、あきらめない」にする運動があります(私もやってます)。

 こういう視聴者の思いが伝わればいいなぁ……