徒然なるままに

徒然なるままに

朗読風1人芝居を演じていましたが、久しぶりに演劇ユニット再開です。

4月1日に、音葉~おとは~のメンバーとして参加してくれていた紀代ちゃんこと近藤紀代子さんが逝去なさいました。

ショックで、訃報を聞いた翌日は仕事に行けない程に泣きました。

音葉の活動休止は、紀代ちゃんから病を告白されての事でした。

何も知らなかった私は、ショックでした。

それでも紀代ちゃんの回復を祈り続け、去年の10月に「体調が大分回復したから、又一緒にやろう」とLINEの返事が来たので、今年、再始動ライブを予定していました。

しかし、その約束は果たされぬまま、紀代ちゃんは帰らぬ人になりました。

私にとって紀代ちゃんは、かけがえの無い唯一無二の存在でした。

紀代ちゃんにも

「私は紀代ちゃんの伴奏じゃなきゃ、歌えなくなっちゃったよ」

と、冗談めかして言っていました。

私が本気でもう一度、きちんと俳優を目指そうとしたのも、紀代ちゃんと出会ったからです。


音楽に対して、自分にも他人にも厳しい人でした。

でも、人を認め、素直に褒めて許容する器の大きな人でした。

音葉は、ライブ後のLINEのやり取りが楽しかった。

いつでもバンドを纏めて引っ張ってくれたのも、楽しく盛り上げてムードメーカーだったのも……紀代ちゃんでした。


「大好き」はいっぱい伝えたけど、伝えきれなかった。「ありがとう」は、全然、伝え足りなかった。

願いが叶うなら、もう一度、会いたい。

たくさんの「大好き」と、たくさんの「ありがとう」を紀代ちゃんに伝えたかった。

私も残りの人生、そんなに長くないからさ(年齢的にね)

そっちに行ったら、又、一緒に音葉~おとは~を組もうね。


本当に、今までありがとう。

紀代ちゃん、大好きだよ。