一度だけ演劇に出たことがある。


友人の旗揚げ公演に客演のような形だ。



劇団ジャイロ旗揚げ公演『あの子のいそうな町』

 


友人が脚本演出してるこの劇団

集められたのは彼と同じ演劇部の4人

当時鳴かず飛ばずのアイドルだった私

友人の地元友達のノゾミちゃん

小演劇界隈では少し有名らしいネオ島さん。

この7人だった。


友人のことを少し説明すると


彼女は私と同じ高校に通う子で


大きな黒ぶちメガネに下がり眉が特徴。


好きな俳優は柄本明らしい。



そんな彼女が書いた脚本は


実にまあまあだった。


良さもまあまあ

悪さもまあまあ


なんでしょう


よく言えば役者の腕が試されるものでした。


悪くいえば重たい展開にしたらなんとなくストーリーできんじゃね?


みたいな演劇特有のものを感じました。


私の役は田舎からきた女子高生でした。



どの地方でもない謎の方言でした。


口癖が「かっしゃね!かっしゃね!」


構わないんじゃね、かったるいね


などそんな感じで使われる幅広い意味を持つ言語です。



演劇素人が私とノゾミちゃんだけで


そのせいか仲良くなりました。


ノゾミちゃんはマイメロが好きでした。


私は知りませんでした。


マイメロ好きの女がどんな生態かってことを





続く?