この夢は去年の秋に見た少しホラーな夢。











相変わらず僕は中に浮いていて第三者の視点でその夢を見てた。


周りをよく見渡してみると、そこはだだっ広い草原で空は月や星ひとつない真っ暗闇の世界だったんだ。


しばらくふわふわと浮いたままあちらこちらをさ迷っていたところ、ある男女五人組を見つけた。
その人たちは僕が今まで見たことのない若い人たちだった。


ただよく見ると奇妙なことに...
彼らの後ろにはふわふわと白い影が見えた。
彼らはその存在には気づいていないらしい。


僕はその時「幽霊かな?」と思い、彼らに何か悪さをするのではと思ったから注意深く見ていたけど、なにもせずただ彼らについて行っただけだったから見守ることにした。







しばらくすると、彼らは薄暗く光る怪しい塔についた。
そして、その五人組は面白半分でその塔に入っていったんだ。


ただその時気になったのは、なぜか塔に入るとき、さっき見た幽霊は ふっ... と消えてしまっていたんだ。


気になったけど、とりあえず僕は五人組について行った。






塔には薄暗い証明と階段しかなかった。
拍子抜けしたみたいだけど、上の階が気になった五人組はその階段を上りはじめた。


ひとつの階を上がるにしては長く薄暗い階段だとおもった。








階段を上り終えると、そこは一階と全く同じ構造でできていて、薄暗い証明と階段しかなかった。

なんだか僕まで拍子抜けしたよ。
相変わらず男女四人組は飄々としていて、再び上の階を上ろうとしていた。

僕もまたついていこうかな?

























ん?




















四人組...?












よく見ると男の人が一人消えていた。
けれど彼らはその事に全く気づいてなかったの。



僕もそのまま流そうと思えるくらいどうでもいいことのように、一度気づかないでいた。


その事に気づけた僕はその人を探そうとしたけれど、四人組がもう上の階へ進もうとしていたから探すのを諦めて彼らについて行った...





また長い階段を抜け上の階にたどり着くと












やっぱり一人消えていた...










そしてやっぱり残った三人組は一人消えたことに気づかない。


そしてすぐに上の階へ向かった





















そしてやっぱり一人いなくなった







塔の四階に着いたものの、ついに二人だけになってしまったグループ。
そして彼らは人が消えてることに気づかない。


何とかしてその事を伝えようとするけれど、ただの観察者な僕はそのことができず...


ついに彼らは...














いや...

















最後の一人の女の人が五階に着いた


その女の人は黒髪長髪で白のワンピースを来た......どこか見たことのあるような女性だった。



その人は五階についてからぼーっと立ち尽くしているだけだった。







心配になって僕は聞こえないだろうけど声をかけようとした。



























そのあとどうなったと思う?


























それはね?

























突然その女の人が振り返って...


僕の方を向いたんだ...


その顔をよく見ると...






顔を...









見ると...










見え..................













..................ない....................................












顔が見えなかった。
というよりはなかったの。
顔が黒一色だった。








少し立ち尽くした僕。
金縛りにあったように動けなかった。













そしてそんな状態の僕をその女の人が...


ヒタヒタと追いかけてきた。







あわてて後ろを振り返ってさっきまで見たいに浮いていて逃げようと思ったけれど、


なぜか地に足がついていて飛べなかった。


それでも出来る限りの離れようと全速力で逃げたけど。




その先には壁がなくて...























僕は塔から落ちた...

































そして僕は目が覚めた。







そんな摩訶不思議な僕の夢。




途中までただの第三者視点だった僕がいつの間にか夢の物語に参加していた少しホラーな夢の話。


ただ一番の驚きだったのは...





起きた直後僕は特に「怖かった」という感情は全くなく、なぜか「面白かった」と思っていたこと。



うまく伝えられないけど、これで今回の夢の話は終わり。


読んでくれてありがとございました。