何故、私がカウンセリングをするのか? | 夢人 ゆめんちゅ カウンセラー神田充人のブログ

夢人 ゆめんちゅ カウンセラー神田充人のブログ

私は今まで多くの人と出会い、カウンセリングをさせて頂きました。
真摯に寄り添って話を聴き、解決方法を共に探り、クライアントが悩みに立ち向かえるようになった時の笑顔を見ることが私の働きがいです。

今日は何故私がカウンセリングをするのか?を書きたいと思います。

心理学との出会いは大学時代でした。
沖縄の大学で農学部に入った私でしたが、興味本位で教育学部の心理学の授業を受けたのが初めて心理学を学ぶきっかけでした。

何故興味を持ったかは、中学時代に一番の原因がああります。
中学時代に不登校の経験が心理学へ興味がわく一つの自分の心への不信感があったんです。

その当時、球技の部活に入っていました。顧問の先生はめちゃくちゃ厳しい先生でした。
毎週金曜日は塾に通っていたんですが、部活では金曜日は市の体育館での練習で毎回、練習を早退しなければなりませんでした。
「先生、塾があるんで早退をさせて下さい」この一言を言うのに毎回、勇気を振り絞って言っていたのを覚えています。
顧問の先生は先輩をよく平手打ちをしていたので、いつかは自分がど突かれてしまうんちゃうかとビクビクしてました。
ある時、お腹を壊し、学校を休んだんをきっかけに学校を休みがちになりました。一度、学校を休んだことによる安心感を知ってしまったんやと思います。最初はホンマにお腹を壊していたんですが、そのうち仮病を使うようになりました。

自己嫌悪です。毎回、
「何してんねん!」と自分に言いながらも学校に行くのが辛かったんを覚えています。

部活を辞めて、学校に行くようになりましたが、自分は弱い人間やという自分で作ったレッテルは剥がれることはありませんでした。

それから時が過ぎ、心理学に救いを求めていたんだと今は思います。

大学卒業後に、カウンセラーの養成講座で、カウンセリングが世の中に必要なことであると確信したことは、今でも覚えています。

その後、カウンセラーの仕事にはつかずに外資系サービス業で4年間働きました。
最後の2年はクレーム担当とスーパーバイザーをさせて頂きました。
お客様がどのような思いで商品を買っているのかをよく知ることができました。
そして、 スタッフの働くことへの意識、会社の考え方を学ばさせて頂きました。

3年目の時です。あるショックな知らせが届きました。
それは同級生が自殺をしたという知らせでした。
その知らせの1ヶ月前に私は彼と話をしていました。本当にくだらない学生時代のような話をしていました。悩みなんて微塵も感じませんでした。また遊ぼうと約束していました。
本当にショックでした。
自分に何かできひんかったんか?という問いを問い続けました。

年間3万人という数字がありますが、これは数字ではなく一人一人の人生があること、その周りには多くの悲しむ存在がいることを感じました。

僕がカウンセリングをする理由は、関わる人が悩みを話せる存在になり3万人の数字を1人でも少なくすることが僕の役割だと考えているからです。
子育てのお話も心理学のお話をさせて頂くのも、全てはそこに繋がるものと信じてさせて頂いています。

長文お読み頂きありがとうございました。