今年の日本シリーズはソフトバンクホークスの優勝で終わりました。
中日を応援していた私にはとても残念な結果でしたが、ホンマに監督を始め、選手の方々にお疲れ様でしたと言いたいです。
落合監督はマスコミに多くは語りませんが、有名な荒木選手の手記からもわかる通り、一人一人の選手から慕われていたことがうかわれます。
それは何故か?
その答えとなるものが元中日の選手の話にありました。
「落合監督はいろんな指摘をしてくれるんですが、最後の答えは教えてくれないんですよねぇ。」
ああせぇ!こうせぇ!と具体的な指示を出すのではなく、落合監督の見解は伝えて後は選手自身が答えをだすということ。
この選手は「ずるい」といったニュアンスでこの事を笑いながら話していましたが、ここに落合監督の強さがあるように思います。
選手自身が納得し自分で試行錯誤して答えを見つけることで、選手自身が成長する事ができることによって、あらゆる場面での臨機応変な力がつくし、迷いなく行動できるのです。
この話を聞いた時に、感じたのは落合監督のこの手法はカウンセリングに類似しているということです。
カウンセリングも基本的に、具体的なアドバイスはすることはありません。
あくまで、クライアントが答えを持っており、寄り添い一緒に答えを見つけることを目的としています。
落合監督がカウンセリングのきとを知ってか知らずかはわかりませんが、理想的な上司のあり方ではないでしょうか?
そういえば、サラリーマン時代の僕の上司もそんな方でした。
指示してくれた方が楽やん!って思ったことも何度かあります。でも、今は成長させてもろたと確信してます。
話がずれましたが、落合監督ありがとう!
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