今日は次女の幼稚園の運動会の振り替え休日。
主人と長女を送り出した後、
二度寝した。
子供たちが起きてる声がした。
私はなんだか
温かい家の中の光景を見ていたのだけど
動けなかった。
子供たちに動かしてもらおうと
声を出そうとしたけど
声も出せなかった。
うちには赤ちゃんがいたんだったっけと思った。
赤ちゃんのそばに行きたくて
頑張って動こうとした。
なんか顔は家の子たちにそっくりだった。
うちのこだと思った。
でも動けなかった。
怖くないけど動けなくてどうにかしなくてはと思っていた。
長い事そんな時間が続いていたような気がした。
目が覚めて長女は学校に行っていたし
次女と長男が遊んでる声がしていたので
現実だと思った。
あの赤ちゃん・・・
あたしがすっかり忘れていたから
逢いに来てくれたみたい。
悪いお母さんだね。
ごめんね。
そうだった。
１０月８日は
長女と次女の間のあの子の命日だった。
長女の運動会が終わり
次女の運動会までの週。
毎日バタバタと幼稚園送り迎えやPTA活動、
仕事。
すっかり忘れていました。
可愛い赤ちゃんだったな。
もっとゆっくり見て
抱っこしてあげたかったな。
忙しかったから
今日二度寝してゆっくりしてた時を待って
夢に逢いに来てくれたんだろうな。
本当にどこまで親孝行な子なんだろう。
無事に産んであげられなかったけど
あたしをお母さんに選んでくれて本当にありがとう。
大好き。
きっと赤ちゃんを待ってる優しいお父さんとお母さんがこの世の中にたくさんいるはずだから
幸せになれるはずだから
今度こそどこかで産まれてきてくれてるといいな。
たくさん愛されるはず。
忘れててごめん。
今も幸せを祈っています。