(はぁ…やばい、なんかしんどいかも…)

「さやかさん、大丈夫ですか?」

「あーありがとう、大丈夫👌」

「ほんまですか?、無理しないで下さいね…」


(言われへんよなぁ〜実は…私は元メンバーの百花と付き合っていて、昨日百花が泊まりに来て風邪うつされたかも、なんて…)

 「劇場公演の新メドレーの振り付け、確認しまーす、みんな集合して下さーい!」

(あ…行かなきゃ…)

「よいしょっと‼︎」

「さやかさん、早く〜!」

(あ、やばい、もうダメだ、意識が…)

「ちょ、さやかさん、大丈夫ですか⁈、さやかさん⁈」












(あれ…私、そうか、レッスン中に倒れちゃったんだ…頭痛い…)

「さやかさん、大丈夫ですか?、三田です。」

「ゲホッ、ゲホッ、ごめん、みんなは??」

「もう、帰っちゃいました…それで、さやかさんが意識失ってる間にケータイの着信音が凄くて…」

(まさか……百花⁇)

「それで??」

「なんか緊急かなと思って出たんですよ、そしたら…百花さんでした。」

(やっぱり…三田には言っちゃうか…)

「あーうちら付き合ってんねん、ごめん」

「マジですか、じゃ、噂ってほんまやったんですね!」

(噂になってたのか…)

その時、、、『ガチャ‼︎』

「さやか!!大丈夫か?、三田に全部聞いた、帰るぞ!」

「うん…三田、ありがとう」








そして、私は百花に運ばれてて、気づいたら家族が旅行中の静かな実家に着いてた…

  百花side

(さやか、ごめん、うちがうつした風邪で…)

「あれ〜ここはどこ〜??百花やんーゴホッ」

「あ、気づいた、ここ、さやかの家やで〜」

(なんか、熱のせいかちょっと喋り方が甘えたになってる、不謹慎やけどかわいい…キスしたい…あかんけど…)

「ん〜なんか、エロいこと考えてるやろ〜ももちゃーん?そんなに私のこと好きなんやなぁ〜笑笑」

その言い方と色っぽい表情に私はつい、

『チュッ💋』

「ごめん、可愛かったから…」

「も、ほんまにするとか…なに考えてんねん…照」

その言葉と真っ赤になった顔を見てしまった私はもう抑えていられなかった…

「可愛すぎるさやかが悪いから…」

『チュッ、んっ深っい、あ、まって、ん』

私はさやかにとても深いキスをした💋

そして、そのまま二人でベットで寝てしまった…




「おはよ!、もう治った」

さやかの回復力はめっちゃ高かった。

昨日のキスは覚えてないかなと思って、

なんだか、ちょっと残念、とか思ってたらいきなり、

『チュッ💋』

「昨日のお返しだから❣️」

さやかはそんな捨てゼリフを残して仕事へ行った


あーあ、帰ってきたら襲っちゃお❣️

そんなことを考え、私、百花は今日も頑張ろ、

『さやか、大好き❤』