世の中の、いわゆる”常識”と言われるものの多くは、真逆が真実です。

たとえば、薬。

どこか調子が悪いと、薬をのみますが、

その多くの薬は病気を治しません。

私たちの身体は自然治癒力によって、様々な反応をします。

たとえば腫れる、熱がでる。

それは病気に打ち克つための自然治癒力の作用です。

血液を集めて細菌と戦っているのが腫れるという症状です。

免疫力を高めるために、発熱しています。

ところが、薬は、その免疫を働かせている作用を取り除くことで、”症状”を抑えてしまうのです。

症状こそが、病気と闘っている自分の治癒力なのです。戦っている状態が症状として現れているのです。その症状を取り除くのは、病気を治すことではなく、病気と闘っている免疫力を抑えているのです。

確かに病気が治れば症状は消えます。

しかし、症状を消しても、病気は治らないのです。

症状を全うさせ、免疫のプロセスを全うさせることで病気が治ります。

そして、そのプロセスから学び、身体は強くなっていきます。

症状を消す薬を飲むと、身体は弱っていきます。

肥満は、栄養失調です。

栄養が多すぎて太るのではありません。

栄養が偏っていて、必要な栄養が摂取できないから、身体は栄養を摂ろうと、”食べたい”という欲求を出すのです。

野生の動物で肥満になるものはいません。

バランスの良い食事をしていれば、必要以上に食べることがないからです。

食事のバランスを壊しているのは、添加物、加工食品、精製です。

添加物は、それ自体が害であることよりも、添加物によって、普通の感覚では食べたいと思わない食材を色、味、香りでごまかして、食べてしまうのが害になるのです。

何を食べるべきかという感覚を麻痺させてしまうのが添加物なのです。

それによって身体は何を食べるべきか、食べてはいけないかが混乱しているのです。

栄養のバランスという意味では、精製されたものは、極端にある成分だけ飛び抜けて多く摂取してしまうため、身体に悪いのです。

その意味ではサプリメントも同様です。

味覚が健全に育成されないと、身体は何を食べるべきか、感覚的にとらえることができなくなります。

子どもの頃から添加物の食材ばかり食べていると味覚が狂います。

身体を自分の感覚で状態を把握することなく、医療や加工食品に依存していると、自分の身体でありながら、他者に預けた状態になります。

それは自立や自由とは程遠いことです。

テレビやニュース、新聞も嘘だらけです。

彼らの背後にはスポンサーやその情報で利益を得る人たちがいます。

正しい情報を伝えるという使命感は彼らにはありません。彼らの仕事は、稼ぐことでしかありません。

社会とは、病気を治さない医療、身体を弱体化させる医薬品、身体を不健康にする食材、嘘の情報にまみれていて、何らかの形で、私たちもそれらに関わっているのです。

自分たちで自分たちの首を絞めているのです。

自分たちで自分たちの首を絞めるように、仕向けられているのです。

いずれ人類も、そのことに気づき、自分たちの過ちを正す社会に作り替えていくでしょう。

しかし、そのためには、社会の根底から、経済の仕組みから、作り替えていく必要があるのです。

なぜなら、経済そのものが、真逆なのですから。

貸借対照表では、私たちの生活の貸し借りと、銀行の貸し借りは真逆なのです。

そこが真逆である限り、社会は逆さま小路を進み続けるほかありません。

社会の利益と個人の利益が一致すると、社会が健全になります。

しかし、市場の貸し借りと銀行の貸し借りが逆であると、銀行は社会を破壊して利益を得る構造になるのです。

ピラミッドは逆であるべきなのかもしれません。