【妙香 たえのかほり】
 ジャット社製の高品質有機肥料(アミノ21、PKマグ)のみを使いました。
 名前の由来は、品質のよい有機肥料を使った米が炊いたときに独特の香りが漂うということから名付けられました。
 除草剤は初期に部分的に一度のみと微農薬のため、雑草が繁茂し、収穫量は極めて低いですが、その分食味は増します。
第15回米・食味分析鑑定コンクールにて、食味値89点+味度値81.7点=計170.7点を達成し、プレミアムクラブ・ベストファーマー認定資格を得ました。米どころ新潟でも170点以上は約270出品中25名のみ、新潟県上越地域に限ると5名のみです。
タンパク質6.3 アミロース19.0 脂肪酸17 食味値89 味度値81.7(静岡製機株式会社製)

【妙光(たえのひかり)】
 不耕起栽培2年目。種籾の段階からすべて無農薬。無農薬、無化学肥料はもちろん、まったく田んぼを耕さない”不耕起栽培”で育ったお米です。耕さないため、田んぼには微生物が増え、たくさんの生き物棲める環境を作り出します。膨大な数のトンボやクモ、カエルなどが害虫を食べてくれます。
 26年度からは化学・有機に関わらず無肥料栽培を予定しています。
 食味分析によると、妙香よりアミロース値が18.2%と低く、やや粘りが強くなっています。
タンパク質7.2 アミロース18.2 脂肪酸12 食味値83(サタケ分析器)
 注)分析器、分析会社、評価方法が違うので、脂肪酸と食味値は一概に比較できません。
※アミロース値は数値が低いほど、粘りがありおいしくなります。
※タンパク質は数値が低いほど、ふっくらと炊きあがりおいしくなります。
※ただし、タンパク質にも、米をおいしくする成分(クロテリン)と味を悪くする成分(プロラミン)があり、タンパク質量が多ければ食味が悪いと一概には言えないようです。機械が算出する食味値はタンパク質量が多いと低くなってしまうように設定されているので、食味値だけでは本当の美味しさは判定できません。