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小学校にはいると漢字のテストがあります。
小テストの前の日は少なくても3時間ずっと字を書いてました。
漢字の形が変になるんです。
うまくバランスが取れなくてうまく書けないんです。
ノートをまっすぐに置くと字が歪んでくる。
どうやったら真っ直ぐの字が書けるか?
親に聞いても
なんでできないの
だったので自分で試行錯誤しました。
ノートを傾けてみよう
右が45度ほど斜めにおくと
字を書くとちょうどいい感じになりました。
あとは形を覚える。
筆順通りに書くと字が変になる。
くにがまえは
先にしかくを作っちゃう。
その中に収める。
そうしないとマス目を飛び出しちゃう。
大きさが決まっているのでとても書きにくい。
線の上もわかりにくいので
線の上に定規当ててそこから下にいかないように
書いていました。
漢字は字という感覚はなく図形の延長線。
絵を描く感覚です。
ひらがなだと
あ
お
ら
や
め
などが非常に苦手でした。
何の気なしに書かれてる方が多いと大人になって知りました。
ローマ字も筆記体の方が書きやすい。
デザインの感覚。
英単語はスペルが頭の中でごっちゃに似た文字が並ぶとわからない。
なので単語だけの試験は大の苦手でした。
読めるし話せるのに描くのがしんどい。
今は筆文字書いてますが
文字という感覚ではなくデザインです。
形を整えなくていいという自由さで
やっと文字を描くのが好きだったんだと気付きました。
うまいねとおっしゃっていただくけど
本人は納得いってなかったりなんかバランスがへんだと
感じたり…。
そういう違和感をずっと持っています。