(旗揚げ公演「いろ“とり”どり」プログラムより)
本日は、創作コンサート・プロジェクト ユメカゴの旗揚げ公演となる「いろ“とり”どり」にご来場いただき、本当にありがとうございました。
今回、このような形でコンサートが開催できたのは、かけがえのない、それぞれのメンバーとの出会いがあったからです。
作・編曲家の多田さんは大学の同期で、彼女の作品や編曲作品の素晴らしさに尊敬を抱く者の一人として、それを生かすにはどうしたら良いか、ということをずっと考えてきました。今年はたくさんの作品を共に作り上げることができ、お互いにとって刺激となる年でした。
ピアニストの三好さんも大学の同期で、音楽に対する姿勢というものがとても似ている、いわば「同志」として、切磋琢磨してきた存在です。
ここ数年来の私の関心である、音楽と舞踊のコラボレーションについては、ダンサーの河田さんとの出会いによって、私が漠然とイメージしていたものを具現化することができました。
もう1人のダンサー、中川さんとの出会いを経て、2人それぞれの個性で私にさらなるインスピレーションを与えてくれました。
ソプラノの紺野さんにも声をかけ、それぞれが個人でも精力的に活動する、才能あふれるメンバーが集うこととなりました。
ユメカゴは、コンサートのためにメンバーが集う、プロジェクトという形態をとっていますが、今回、それぞれのメンバーが抱く熱い想いを目の当たりにし、これから先のユメカゴの大いなる可能性を感じることができました。
始まったばかりのこのプロジェクト、まだまだ至らない点も数多くあるとは思いますが、みなさんもご一緒に、私たちの成長を見守っていただけると嬉しいです。
次回公演でまた、お会いしましょう!
2010年 11月 23日
創作コンサート・プロジェクト ユメカゴ
山下 暁子
創作コンサート・プロジェクト ユメカゴ
山下 暁子