京城夢路 徒然覚え書 -2ページ目

京城夢路 徒然覚え書

晩年の明智伝鬼という縄師についての思い出話

それと自分の最近気になって書き留めたいことを
独り言で漫然と書いて行こうと思ってます


えーといろいろ不馴れなもんで
まだ設定とかいろいろわかりませぬー૮(༎ิ ˙̫̮ ༎ิ)ა
なんで手さぐり状態からのスタートでするるるる

先ずは自己紹介その他もろもろ兼ねて明智伝鬼師との出会いをば…ロo(。。 )



むかし明智伝鬼という縄師がいました
ググればWikipediaなんかにも載ってる方です
SMというアンダーグラウンドな世界の住人です
ものすごく天才的な職人芸を繰り出す方でした
彼が突然に亡くなる事によって
多くの技は封印されたままです
今多くの縄師さんが名をつらねてらっしゃますが
僕は彼以上の技を駆使出来る方をお見かけしてないです
彼が亡くなった際に多くの込み入った事情があり
偉業の殆んどは公表出来ないため
伝説の中でしか語られないのは
多少歯がゆさもありますが…
詳細はまた追い追い気が向いた時に書き留めたいと思ってます


僕は明智伝鬼師の晩年の8年間ほど 付き添ってまいりました
でも弟子ではありません

そもそものキッカケーーーー

僕は学校を卒業して間も無く
小さなデザイン会社で主にチラシのレイアウトの仕事をしてました
仕事は過酷で 毎日が残業あたりまえ
早くて22時就業
忙しい時は始発ー終電ー泊まりの繰り返し
食事の時間も惜しく 仕事をしながら
一日でカロリーメイト一箱の生活を続けてて
栄養失調で剥離骨折もしました
何だかんだで6~7年ほど勤め 辞めた後
自分にご褒美として
サブカルなイベントをフラフラし
そこで出会った人つながりで
明智伝鬼師(以降師)と出会いました

思ってたのと正反対に
素顔の師は好々爺でおっとり天然のほがらかな方だったので
初めて前知識も全くなく足を踏み入れた僕はタカをくくってました
ーその時まではー

初めてお会いして雑談していたら
今スタッフ募集中とのことだったので
これ幸いとスタッフに加えていただき
数日後に師の劇場仕事にて裏方お手伝い

…だったのですが…

他の出演者が舞台こなしてる最中に
師のモデルさんが急な腹痛で出演不可能になるトラブル
その時手の空いた女性は2人
僕と モデルさんの友人です
友人さんは師の大ファンで出演を熱望していたため
僕はとうぜん友人さんを代用されるのかと思ってたのですが
ナゼか白羽の矢が立ったのは僕
⁇⁇と思いながらも
舞台に穴空けるワケにいかないしと
中途半端に責任感を感じ
あわくいながら舞台に引きずられるように立ちすくむーーー

そこで経験したのは
生まれて初めて大勢の観客にハダカを晒す恥ずかしさもソコソコに
痛いわ苦しいわ怖いわの三重苦

ーーー脳みその何処かで

プチンとなにかがこわれ

次に意識を取り戻したのは
舞台が終わって看病されてる時
ーーーーーなんか異様に憑き物が落ちてサッパリした気分
…ウラハラにカラダ中のアチコチズキズキでしたが

きっと気絶してたんだろうなー
ゴメンなさいとあやまると
まわりが怪訝な顔をする

??????

翌日事務所で記録ビデオを見せていただくと

………恥ずかしいほどにオロオロした出だし

………その後泣き喚いて吊られながらも大暴れしてはいるが意識あるようす

………終わってグッタリ
他スタッフさん達に抱きかかえられて退場

………あれ?

しばし悩んだ末に出た結論
どうやらヒトは許容量以上の三重苦に責め苛まれると
意識が別次元に吹っ飛ぶもんらしい
多分この泣きさけんでアバれてるヒトは
極限状況でアタマが解離して出来上がった別人格のもよう

自分の中に潜んでいる多重人格解離の現場を
身をもって体験し
この世界の奥深さに並々ならぬ興味を持ちました


もっと いろいろ いろんなコトを知りたい

心身ともに足を踏み入れた瞬間です




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