友達が亡くなった。死んでしまった。
昔の頃を知っている。
表現活動をしていた友人。
歳を重ねて、私も表現をする側になった。規模の大小はあれど、
大人になって特に接点を持ったわけではないけど、「
この「お前も頑張っているんだな」
そうしたものが突然なくなってしまった。信じられないが事実だ。
私はそれを受け止めてこれからを生きていかねばらない。
まだ沢山のことをやりたかったのではないか。
まだ互いにエールを送って高みを目指せたのではないか。
そんな気がしてならない。
格別、仲が良かったわけではないけど、強い喪失感。
死が怖くなり、もっと生きたいと思った。
もっと見てもらいたかった。リングにいる自分を。
何度か観戦を誘ったが、タイミングが合わなかった。
もし見てもらえていたら、何かを与えられていたのだろうか。
もし見てもらえていたら、
それは違うよ、と言われてしまうかもしれないけど、
悔しい。残された。
私は生きる。また頑張る。
昔からエグいほどに夢を追う力が強い人だった。
これから私は頑張って生きる。折に触れて、
その時は、そのあなたの夢を追う力を思い出して、
ありがとう、お疲れ様でした。というのが正直な気持ちだ。
ゆっくり休んでほしい。