来てくださりありがとうございます
先日、息子が通う幼稚園に、
現在お世話になっている児童発達支援センターの先生が
「保育所等訪問支援」に来てくださいました。
今日は、そのときの報告書を通して気づいた、
息子の小さな大きな成長について書いてみようと思います。
◆保育所等訪問支援って何?
「保育所等訪問支援」とは、
児童発達支援センターや放課後等デイサービスの職員が、
子どもが通っている保育園・幼稚園・学校などに訪問し、
現場での子どもの様子を見て支援を行ってくれる制度です。
家庭や施設だけでなく、
“集団生活の場”でどんな姿を見せているのか、
園の先生とも連携しながらより良い支援の方法を探っていけるのが特徴です。
◆訪問日の様子から見えた息子の姿
今回の訪問は、2025年6月16日。
普段の朝の活動から絵本の貸し出し、
制作の時間まで、たっぷり観察していただきました。
中でも印象的だったのが「絵本を選ぶ」という場面。
他のお友達はさっと本棚の中から自分の読みたい本を手に取っていく中で、
息子はというと…
本の背表紙を指でなぞるように触っているだけで、
なかなか1冊を選ぶことができません。
「何の絵本がいいかな?」と声をかけても、
首をかしげるばかり。
「選ぶ」という行動が息子にとっては、
実はすごく難しいことだと、改めて気づかされました。
◆“選ぶ”って、すごく高度なことなんだと気づいた日
支援の先生が「食べ物かな?」「車かな?」と選択肢を絞って聞くと、
「食べ物」とぽつり。
「先生に“食べ物の絵本でおすすめありますか?”って聞いてごらん?」と促され、
やっと担任の先生に聞くことができた息子。
そして、紹介してもらった絵本を手に取り、
教室に戻って「この本、貸してください!」と伝え、
笑顔で絵本を開いて見せてくれた姿に…
私はなんだか胸がぎゅっとなりました。
「選べた」
「聞けた」
「伝えられた」
これってすごく大きな一歩ですよね。
◆制作の時間には“利き手の迷い”も
また、折り紙制作の時間では、
ハサミを最初に左手で持ってしまった息子。
先生の声かけで右手に持ち直すものの、
次に使うときにはまた左手で…
という場面があったそうです。
私も家で見ていて
「どっちの手が使いやすいのかな?」
と感じることがよくあります。
利き手の確立や身体感覚の部分も、
遊びや生活の中でしっかり育てていく必要があることを、
改めて感じました。
◆「選ぶ力」「相談する力」は日常の中で育つ
報告書の最後には、支援の先生からこんなコメントがありました。
より「選ぶ」という経験を生活の様々な場面で経験できるようにすることで、「選ぶための力」や「相談する力」などを育んでいけると良いのではないかと考えます。
たとえば…
- 朝ごはんはパンかご飯か
- 着る服をいくつか並べて選ばせる
- おやつの種類を提示して「どれがいい?」と聞く
そうした日常の小さな「選択」が、
息子の「選ぶ力」を育てる土台になるんだな、
と私も気づかされました。
◆発達グレーの子どもが見せる“一瞬の成長”を見逃さない
「選ぶのが苦手」「手先が不器用」「周りとペースが違う」
そんな息子に、時々不安になることもあります。
でも、今回のように“自分で決めて動けた”場面を見ると、
やっぱり子どもってちゃんと成長してるんだなと実感します。
成長のスピードは人それぞれ。
大切なのは「昨日の息子」と「今日の息子」を比べて、
確かな“変化”を見つけてあげることなんだなと、
改めて感じた日になりました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます
同じように悩んでいるママの励みになればうれしいです。
保育所等訪問支援、もっとたくさんの方に知ってもらえたらいいなと思っています。
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