来てくださりありがとうございます
今日は、発達グレーの息子が通っている幼稚園で始まった「小集団療育」の初日の様子についてシェアしたいと思います。
「療育は通所だけのもの」と思っていた私にとって、幼稚園の中での小集団療育が始まったことは、とても大きな出来事でした。
しかもこれは、現在お世話になっている児童発達支援センターとの連携によって始まった取り組み。
場所がいつも過ごしている幼稚園というだけでも、息子にとっては安心できる環境です。
初回プログラムの内容は?
当日は、発達支援教室のプレ開校日ということで、下記のような流れでプログラムが進められたそうです。
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はじめのあいさつ
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しゅっせきかくにん
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シールはり
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うんどう
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きゅうけい
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しっぽとり
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てぐみー(ブロック遊び)
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おわりのあいさつ
活動はどれも、息子にとって興味が持てるような内容で構成されていました。
身体を動かすもの、じっくり集中するもの、そしてルーティンを意識した構成。
このバランスが、子どもたちの特性に寄り添った設計だと感じました。
先生からの報告に涙…
当日の様子について、療育の先生からとても丁寧な報告が届きました。
「お子様の特性から考えると、始めはオドオドして緊張するかと思ったのですが、前に行う年長さんの動きを見て、やることを理解してしっかりと取り組んでいました」
この一文を読んだとき、じわっと涙が…。
息子は、初めての場面や知らない活動に対しては固まってしまうことが多いタイプ。
でもこの日は、前に出てくる年長さんをよく観察しながら、まねして動きを覚えていたとのこと。
「しっぽとりなどの活動も、自分の番が来るまでしっかり待てていたのが素晴らしかったです」
普段は順番を待つのが苦手な息子。
ですが、この日はワクワクしながらも、「今は待つとき」と気持ちを切り替えられていたのだそうです。
きっと、楽しい気持ちと「安心できる場」であるということが、息子の行動を支えてくれたのだと思います。
支えとなった「安心の土台」
今回の初回療育で特によかったと感じたのは、「息子にとっての安心材料がいくつもあったこと」です。
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担任の先生が途中から参加してくれた
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年少時にお世話になった加配の先生もいてくれた
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幼稚園プレ時代の先生も顔を出してくれた
このように、「知っている人」が複数名いてくれたことで、息子はぐっと安心した表情を見せていたと思います。
また、私は当日の朝に見通しを持てる声かけを意識しました。
「今日は1番ばら組、2番かわ組だよ。」
「かわ組で遊んでいてね。」
「幼稚園バスは乗らないから、ママが迎えに行くね!」
このように順序を伝えるだけでも、息子は「なんとなく分かったよ」というような顔をしてうなずいていました。
てぐみーブロックで見せた創造力
プログラムの中には「てぐみー」というブロック遊びの時間もありました。
息子は少し悩みながらも、大きな車を組み立て、
「これ、すばらしい車なんだよ!」
と、先生に説明しながら楽しんでいたそうです。
自分のイメージを言葉にして共有するのが難しい時もある息子が、ちゃんと自分の世界を伝えられていたことに感動しました。
最後の片付けもスムーズで、活動の切り替えがとても上手にできていたとのこと。
これも日頃の療育と、おうちでの「見通しの練習」の成果かもしれません。
おわりに:これからの成長が楽しみに
今回の小集団療育は、息子にとっても、私にとっても、大きな一歩となる経験でした。
「知らない場所での療育」ではなく、「慣れた幼稚園で行われる療育」というだけで、息子の安心感がまったく違うのだと改めて感じました。
この先もきっと、うまくいかない日や戸惑う場面もあると思います。
でも、こうして本人のペースに寄り添ってもらえる場所があるというだけで、親としては大きな救いです。
私自身も、朝の声かけや、前日の準備、見通しの工夫など、息子の「安心」を支えられる存在でありたいと感じています。
そしてまた、次回の療育の日を楽しみにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
同じように発達グレーのお子さんを育てている方の参考になれば嬉しいです。
「安心できる場でこそ、子どもは力を発揮できる」
──これは、息子が教えてくれた大切な学びです。
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