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我が家の発達障害グレーはるくんには、お姉ちゃんがいます。
1歳半上の姉、ゆめちゃん。
幼稚園年長、定型発達のおませちゃんです
はるくんは、他の子よりも発達が遅れているなぁ~と感じている一方で・・・
ゆめちゃんは、他の子よりも精神年齢が高いなぁ~と感じています
おしゃべりも上手です
このギャップが最初は慣れなくて、普通って何
よくわからん
と、標準がいまいちわからず育児していました。
今は、その子はその子
その子なりに成長していればいいという気持ちになりましたけどね
実は・・・
我が家は、下の発達障害グレーはるくんに手をかけすぎて・・・
ゆめちゃんのことは、ほったらかしまではいかないですけど・・・
しっかりしてるし、できる子だし!って感じで、野放し状態でした
それが原因で・・・
嘔吐不安症になってしまったんです
今日は、どうやって嘔吐不安症になったのか
そして、どのようにしたらなくなったのか
我が家の経験から、お話したいと思います。
嘔吐不安症とは?
自分が嘔吐したときに辛い経験をしたなどから、また嘔吐したらどうしよう?
と、不安になってしまう状態のこと。吐き気が襲ってくる。
乗り物に乗れない!外食ができない!などの症状があらわれます。
また、他人が嘔吐している場面を見るだけで恐怖感を感じる人もいます。
ゆめちゃんの症状
ある日、胃腸炎になってしまい保育室でお友達がたくさんいる中嘔吐してしまいました。
- 毎朝の朝ごはんを食べなくなった
- 毎朝、幼稚園がある日だけバスの時間になると「気持ち悪い」と泣き出した
- 幼稚園でお友達が嘔吐している場面を見て、強くお友達に怒ったり激しく泣いたりしていた
- 山登り遠足の大型バスを見た瞬間、「気持ち悪い」と言って泣き出した
母なりに考えておうちで取り組んだこと
とにかく、幼稚園でのネガティブ感情からポジティブ感情へ切り替える訓練。
そして、失敗は誰でもあること!を教えていました。
毎晩寝る前に、お布団の中で「今日あった3つのいいこと」
これ、毎晩かかさずやっていました。
「今日幼稚園であった楽しかったこと、嬉しかったこと、良かったこと!小さなことでもいいから教えて」
と聞いて、わたしも今日あったいいことを言っていました。
親子で、3つのいいことを言い合うんです
ポイントは、寝る前
寝る前のお布団時間。親子だけの親密なコミュニケーション
子どもの一日の最後は、ポジティブ感情で大好きなママとおしゃべりしながら就寝
毎晩かかさずやったお陰で、ゆめちゃんは幼稚園の中だけポジティブ発言する女子になりました
まだまだ嘔吐不安症は、抜けず・・・
毎朝「気持ち悪い」と言って登園しぶりがありましたけどね
親の失敗談を子どもに話す
子どもが「失敗しちゃった」という感情になり、ストレスを抱えるようになったら・・・
親の失敗談を話すといいということを耳にしたことがあったので、パパにお願いしました。
「パパね、全然知らない人が大勢いる駅で酔っぱらって吐いたことあるんだよ」
「えぇーーー!!!!」
という反応をするゆめちゃん(笑)。
パパの失敗談は、ゆめちゃんにとっては刺さらないエピソードでしたが・・・
その場は、家族みんな笑顔でした
あることがきっかけで嘔吐不安症が突然なくなった
ポジティブ感情になる訓練を毎晩かかさずやっていましたが・・・
幼稚園ではめっちゃポジティブ家では毎朝ネガティブ
そんな日がしばらく続きました。
でも・・・
あることをきっかけに、朝の「気持ち悪い」がなくなったんです。
山登り遠足のある朝、楽しみにしていたのでこの日は気持ち悪いと言わず登園。
しかし、大型バスを見た瞬間・・・いつもの「気持ち悪い」が始まり泣き出しました。
何とか送り届け、幼稚園がお休みだった弟のグレーはるくんが「早く幼稚園から出たい!」と
大声を出したので、幼稚園を出ました。
「楽しかったぁ~」と、笑顔で帰ってきたゆめちゃん。
ほっとしたのですが・・・家に着いたとたん・・・泣き出しました。
「バスに乗った時、みんなお母さんお見送りして手を振っていたのにゆめちゃんのママだけいなかった」と・・・。
グレーはるくんが早く出たがっていたので、お見送りせず幼稚園を出てしまった母
決して、全員のお母さんがお見送りしていたわけではないのですが・・・
なんだか、はるくんを優先してしまったことに申し訳ない気持ちがいっぱいになって・・・
母も大泣きしてしまいました
ゆめちゃん。
ピタリと泣き止んで・・・
「ママ、泣かないで」と・・・。
今まで、はるくんのせいでガマンさせてごめんね!
ママだって、本当はあの場所にずっといたかった。それは、わかってね!
今までのわたしの想いと、決してはるくんだけじゃなくてゆめちゃんも同じように大事であること。
本当は、ゆめちゃんのことも優先させてあげたいこと。
いろいろ伝えて大泣きしました。
その次の日から・・・
「気持ち悪い」なくなりました
療育の先生からのお言葉
発達障害の兄弟が、思春期に何かしらのストレス障害を引き起こすことはよくあるとのこと。
摂食障害を引き起こすケースもあるみたいです。
発達障害児に目を向けすぎて、兄弟にはガマンをさせるケースが多いからとのこと。
幼稚園や学校で頑張っている子ほど、ストレス障害になりやすいそうです。
まさに
ゆめちゃんです。
幼稚園では頑張り屋さんです。
幼稚園で頑張り、家ではガマンし、寂しい思いをずっと抱いて・・・
「なんで、はるくんだけ」とずっと思っていたんだろうと思います。
子どもの前で大泣きしてしまったこと、反省だなと思っていたのですが・・・
それを療育の先生に伝えると・・・
「怒って泣くのはよくないけど、ごめんね!の気持ちで泣くのはいいんじゃない?」
と言ってくれました。
「ママが泣いて気持ちを伝えたことで、本当にママは自分のことも大事に思ってくれてたんだって伝わったから良かったんじゃないですか?怒るママだっているんだから!」と・・・。
親がやるべき行動
ママだって、人間なので・・・
兄弟平等に育てているつもりでも、100%同じように育てることはできません
性別、年齢、発達のスピード、性格・・・
兄弟それぞれ違うので、同じように育てられないのです。
だからこそ・・・
上の子って、嫉妬などで困った行動を起こしてしまいがちなんです。
手をかけている、兄弟も同じです。
「お姉ちゃんなんだから!お兄ちゃんなんだから!ガマンしなさい!」
これ、NGワードです
「〇〇くん、思い通りにならないとき凄い大変な子だから△△くんは〇〇くんに合わせてね!」
押しつけも、よくないです。
ガマンしてくれたときには、どんなときにどんな場面でガマンできたのか?
具体的に言葉にして「ありがとう」と伝えましょう
なるべく、お兄ちゃんお姉ちゃんを優先できるときは優先してあげて・・・
発達特性持ちの兄弟児を優先できるときは優先してあげて・・・
ママと2人きりになれるシチュエーションを作って、思いっきり2人時間を楽しむ
これ、大事です
是非!
発達障害の兄弟児にも、目を向けてあげてくださいね
参考にしていただけると、嬉しいです
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