年末から年始にかけて、ワタシの興味関心は
①セカンドオピニオンを聞きに行くべきか否か
②全摘するべきか否か
の2点に絞られた。

乳がんになった知り合いと会って話を聞いたり、会社の保健師やいとこの看護師に相談したり、迷って決められないのは情報が足りないから、とわかっているが故に、情報収集に勤しんだ。

それでも決められない時は神頼み、これも長年の知恵。おみくじの通りにすればいいなんて思っていないが、おみくじに書いてあることを読んで自分がどう感じるかを大事にするという、おみくじカウンセリングだ。

2019年1月4日にひいたS神社のおみくじ
『医者を選べ、治る』
1月6日にひいたO神社のおみくじ
『全快する』

①セカンドオピニオンを聞きに行くべきか否か

治療法が確立されておらず、AもBもCもあるという場合には、セカンドオピニオンも有効だが、今や多くの人がなる、しかも最も一般的な乳がんの場合は、摘出が妥当で、それはどの病院でやっても大差ない、というのが情報収集した総括。セカンドオピニオンを聞いたとしても、一般的な乳がんで摘出と言われ、元の病院に戻される確率が高いそう。セカンド費用を個室代に充当した方がいいのでは、というアドバイスもあった。

また同い年とか言っちゃう親近感のある先生にたまたま当たっただけで、自分が先生を選んだわけではないという状態が気に入らないだけかも⁈なんてことにも気づいた。

更に、実はある病院のセカンドオピニオンを申し込もうと予約の電話をしてみたものの、何度かけても通話中で、申し込む気が失せてしまったこともある。

決定打は、1月9日年明け最初の外来で、手術をする前提の検査をたくさんしたのだが、大病院にもかかわらず、各検査の窓口の対応がいずれも良かったこと。ここなら嫌な思いをせずに手術入院できそうだ、と感じ、セカンドオピニオンは不要、という結論を出すことができた。

②全摘するべきか否か

こちらの問題は、相談した人全員が、全摘すべし!という意見であった。ひとつの乳房に2ヶ所か3ヶ所ガンがあることがわかっているのに、部分摘出なんてありえない、ガンを取りきれず、再発転移のリスクが高いから、とのこと。これは迷っている場合じゃない、と意外にあっさりとふんぎりがついた。