　息子が日本代表に選ばれて、急いで作った選手カード。

　思いもよらぬわずか一ヶ月での代表落ちで、配る機会を逸した。

　札幌のCOCで配っても、会場に来る客は関係者ばかりだからゴミになる。

　いつも応援してくれる札幌ノイズチームにもらっていただいた。

　すると、ノイズで太鼓を叩いて30年という井上さんが、わざわざ上から下りてきて、丁重に礼を言われた。こんな嬉しいことはない。一枚の紙っぺら、価値を認めてもらえるか、ゴミになるかは、この世の人間関係に他ならない。

　ヨーロッパジャンプ週間でも、息子が出ていないのだから配る機会はない。

　しかし、ドイツ🇩🇪ゾントホーフェン（会場のオーバーストドルフの手前）のホテルでは、オーナーからジャンプ大会の感想を詳しく聞かれたので「実は、自分の息子はジャンプ選手なんだ」と話し、カードを渡した。

　そうしたらオーナーはいたく感激して、写真にある素敵なチョコレートをいただいた。

　かえって恐縮したけれど、カードに心を込めるとはこういうことなんだと痛感。

　妻は、ヴェリンガーやクバツキのサイン入りカードを本人からもらってウハウハしている。

　ちなみに選手カードを作るにあたってヨドバシに相談したら

　「選手の肖像権があるから、勝手に作れませんよ」

　と注意されたので、息子に承諾をとった‥。😅

　在庫過多なので、近所のスーパーにでも置いてもらうか。