ワールドカップ第１次遠征最終シリーズ

スイス🇨🇭エンゲルベルクは土砂降りの雨で、練習ができないようだ。

　🇩🇪クリンゲンタール第2戦より中村直幹選手が突然の欠場。

日本人選手枠（５名）の穴をあける訳にはいかないので、急遽、コンチネンタルカップ（COC）出場でヨーロッパに来ていた元五輪代表の竹内択選手が、エンゲルベルクに召集された。

　日本のファンは「択おめでとう！頑張ってね」と素直に喜んでいる。しかし、日本人選手枠が自然に増える訳がない。

　例によって強化指定外の内藤はいつでも一番下という各付けで、ヨーロッパのファンの間では、「ポイントの獲れない内藤に代わって、実績のある竹内が召集された」とTwitterXで話題になっている。

　それをポーランド🇵🇱のコアなファンが「それは違います」と必死に打ち消してくれる、なんともありがたく、かつ情けない話。

　30位以内でポイントとなるワールドカップで、内藤は開幕戦より36〜45位を行ったり来たりしている。予選落ちは一回もない。今年は映像が観られるのでジャンプの調子は楽観はしていないが悲観もしていない。

　練習はできなくても脳内トレーニングはしっかりやっているようだから、いずれ力を発揮するだろう。小林陵侑選手も一年目はノーポイントだった。

　30歳という年齢とバックとなる企業、組織がない中、いつ入れ替えになるかという不安もあるが、それならそれでまたCOCから勝ち上がれば良い。世界レベルの技術は身につけている。あとはマテリアルの調整とジャンプ台の攻略だけ。

　結果だけではなく、「あり得ない」と言われた挑戦を社会がどこまで熱く観てくれるか？それに息子がどう応えるか？そこに期待したい。

　※味噌かつ→ 三十路で勝つ！

#スキージャンプ　#内藤智文　#日本代表

竹内択選手召集