すぴネコ7☆の日記

すぴネコ7☆の日記

スピッツの音楽など


前記事で

宇多田ヒカルの『Traveling』と

スピッツの『ロビンソン』を取り上げたが

『ロビンソン』の解釈が途中だったので

今夜は

ロビンソンの魅力を書きたい

ロビンソン
まず この映像

廃屋のような 工場のような

靄に煙るモノクロの空気

ときおりマイクを両手で抱え

命を吹き込むように歌う

草野正宗

歌詞に関しては

草野マサムネと呼ぶよりも

草野正宗と書きたい

そしてこれは

歌詞の考察というより

あくまでも感覚的な

自分だけの「感想」です


🌙


春は出会いと別れの季節

心は

在りし日の想い出から動き出す

浮かんでくる

君との楽しい日々のあれこれ

河原の道を自転車で走る君

追いかけたのは 楽しげな恋

思い出が詰まったレコードは

思い出以上に

恋しさが溢れてる

心は 疲れきって

麗らかな春の陽射しさえ眩しい

今頃はきっと君も

同じこと思っているのだろうか…

二人でふざけあい

くだらない会話で口にした

あのコトバで

魔法をかけた

僕は 二人だけの世界を創った

誰も触れない二人だけの国

もう2度とその手を離さない

誰にも邪魔されない世界

誰も入り込めない世界を創ったら

宙に飛ばそうか?

ひとときの静寂(しじま)を超えて


僕らの世界は

ルララ 宇宙の風に乗る


⭐️

二番の歌詞も奥が深いのです






街角に捨てられていた

命の灯火が消えかけた猫でさえ

簡単には生きることを諦めない

僕らの関係も

あの捨て猫のように 風前の灯に思え

愛しくて猫を抱き上げ

思わず 頬を寄せた




捨て猫を見下ろし

抱き上げ

交差点の丸い窓を見上げたら

ボロカスみたいな自分が映ってる

ギリギリの心 刹那のとき

心は異世界へ跳ぶ!

現世なのか… 黄泉の国なのか…

妄想の夢で創る世界

そこには不思議な泉が湧いてるという

きっと君は来る

夢のほとりで 声を潜めてる

迷子になっていた君の瞳は

ついに僕を見つけた!

そして

二人だけの秘密の場所で

生まれ変わる

もう 誰も触れない




現実の捨て猫から いつもの交差点へ

見上げた

丸い窓に三日月🌙

そして

宇宙の風に乗る

展開される視点の移動と

現実から非現実への展開が

恐ろしくファンタジーだ!

和の情感もある

「待ち伏せた夢のほとり」
「驚いた君の瞳」

自分的にはここが魅力度MAX!

ここまでの「静」の展開が

一気にスパーク!⚡️ 


宇多田ヒカルの『traveling』は

『動」の疾走感が魅力的だが

スピッツの草野正宗は

「静」から「動」への展開が

あまりにも鮮やか!







ここまで 無駄に長い自己流の解釈と感想を

全文読んで下さった方がいたとしたら

それは奇跡で

めちゃくちゃ感謝です!


⭐️


もうすぐGWですね

皆さま 楽しい休日をお過ごしください

お休みじゃない方は

後で きっと良い事がある

気がします (=^ェ^=)