皆さんは、相手の言葉(台詞)を最後まで聞いていますか? | 荒川久美江オフィシャルブログ「夢人~ゆめびと日記」

荒川久美江オフィシャルブログ「夢人~ゆめびと日記」

元劇団四季女優、ボイストレーナー、婚活カウンセラー。
結婚相談所「Chez L'amour~シェラムール」代表。
「クミエ・アラカワミュージカルClass」主宰。


いくつになっても夢を忘れない!
夢は叶えるもの!

感謝を忘れず笑顔で生きていきます。

学ぼうと何かを始める時、

先人の言葉に耳を傾ける時、

誰かの教えを乞う時、

 

 

 

 

一番大切なのは

「素直さ」です。

 

 

 

 

人はそれぞれの人生経験があるので

「そんなこと知ってる!」とか

「私も経験済み!」等と斜に構えたり、

知ったかぶりをしてしまう事があります。

 

 

 

 

でもそういう時は

「ああ、そんなこと知ってるよ!」ではなくて

同じ考えや知識を持っている事を喜び、

共感できるといいですね。

 

 

 

 

弁が立つ人や経験が豊富な人は

話しの途中で横やりを入れて

自分の知識をひけらかしたくなるかもしれません。

 

 

 

 

 

実は私がそういうタイプなのでよくわかります。

でもそれは、とっても生意気だし態度悪いです(笑)

 

 

 

 

 

最後まできちんと話を聞く事が

コミュニケーション能力を高める

より良き方法であることは間違いないです。

 

 

 

 

 

芝居の稽古でも

相手役の台詞の最後の一音まで

きちんと耳を傾けなさいと教わりました。

 

相手役の台詞を聞けるようになることが

芝居上達の要なのです。

 

 

 

 

相手の台詞を聞きながら心を動かしていく。

相手の台詞の中で呼吸をするのです。

そうすると表情は作られたものではなく

心の動きのままに自然な表情となり、

呼吸が合う=息が合う=気が合う=良い交流が生まれる、

つまり「自然な芝居」「演技が上手い」という事になります。

 

 

 

 

 

それこそがお客様が観たい演技なのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

お客様は芝居の中では

「あなた」ではなく「役」を観ています。

役が舞台の上で生き生きとその人生を生き、

時に笑い、時に怒り、時に傷つく。

その姿を自分の人生と重ね合わせて

笑ったり涙したりするのです。

 

 

 

 

 

「相手役の台詞ですか?私、ちゃんと聞いています!」

って初心者は思いがちですが、

 

「全身で聞く」

「理解して聞く」

「毎日新鮮に聞く」

 

と言うのはそうたやすい事ではありません。

聞いているようで実はあまり聞いていないのです。

自分の次の台詞を考えている事が多いですね。

 

 

 

 

相手の台詞を素直に聞き、初めて聞いた時の様に心を動かす。

次なる自分の台詞に嘘のない言葉(台詞)を喋る。

そして自分も最後の一音まで相手役に渡す。

 

 

 

 

これが実はとっても難しくて、

かなりの集中力と経験が必要です。

いつか演劇のセミナーやワークショップなどで伝えていきたいですね。

 

 

 

 

 

そしてこの芝居の要素は、

日常のコミュニケーションにも

大いに役立ってくるのです。

 

 

 

 

 

芝居は特別なものではありません。

日常の延長なのです。

 

 

 

 

 

皆さんは誰かと話をしている時、

本当にその人の話を聞いていますか?

相手の言っている事を理解していますか?

自分なりの解釈を持って先走っていませんか?

 

最近はパソコン、スマホ、ゲームなどが相手なので

こういうコミュニケーションが多いに不足しています。

 

 

 

 

 

是非もう一度振り返ってみてくださいね。

 

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただきまして

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

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久美江