4年ぶりに聴いた声は少し歳を重ねていたように感じたけど、何も変わらず、私を受け止めてくれた。


真っ直ぐに自分を貫いた生き方が私の支えになっていたことはその通りで、あなたは何も変わっていなかった。


ここにいる私をいつでも大きな心で受け止めてくれるのは、やっぱりあなただけなんだ。


と、朝方の私は朦朧としながらも、素直に確信した。


いつか会いに行くよの言葉が私の支えになって、そうやっていつも思わせぶりなあなたを、いつかっていつだろうねって笑いながら私は返すしか出来なかった。


なのに私はその一言で、また明日も生きようと思える。