今回は、「抱く」という意味の
「안다」(アンタ)と「품다」(プムタ)
を比較してみます。
まず、辞書を確認してみましょう。
「안다」(アンタ):他動詞
1 抱く,かかえる; 抱きしめる
2 (心に)いだく
3 (鳥が卵を)抱く
……ほか
「품다」(プムタ):他動詞
1 抱く,かかえる
2 (考えなどを)抱(いだ)く
※小学館朝鮮語辞典より
何かを抱くという場合、
実際に胸に抱きかかえる場合と、
心の中に思いを抱く場合がありますね。
この二つの単語は、
それぞれのケースで異なる使い方をします。
まず、実際に胸に抱きかかえる場合ですが、
「안다」は必ず腕で抱きかかかえるときに使われ、
「품다」は腕を使っていなくても使うことができます。
例えば、胸のポケットに財布などを入れているときなどです。
「안다」も比喩的に使われるときに限って
腕を用いない場合でも使われます。
例えば、二人の子供を抱えて生きていく
などのケースです。
そして、心に抱く感情の場合ですが、
「안다」は、人に対して悪い感情を抱くときには使われませんが、
「품다」は善い感情でも悪い感情でも使うことができます。
それでは、
例文を見てみましょう。
【どちらも使える例】
어머니가 아이를 안고/품고 잔다.
母が子供を抱いて寝る。
【「안다」が適切な例】
어미가 두 아이를 안고 산다.
母が二人の子供を抱えて暮らしている。
【「품다」が適切な例】
형이 나한테 노여움을 품고 있다.
兄が私に怒りを抱いている。



