真っ白で、足なんかつかなくて。
何も無いし、何も考えなくて良かった。
ただ他の人と少し違うだけ。
(とはいえ私には「他の人」の基準が分からない)
物事の率が多ければそれが普通、かもしれない。
どうでもいっか。
それでね、
少しでも私がキラキラいられるように
星をもらったの。
どの星よりも輝いて、今ここにある星。
今夜空に見えてる星、本当は無いかもって知ってる?
それだけ離れてるんだよ。
だからね、今ここにある星の価値は計り知れないよ。
私はそれを左耳の少し上につける。
「ひま」って言って水に少し足をつけてみた。
誰も遊んでくれないの。
まま、ぱぱ、大きな声出さないで。
痛いから。
そんな時代もあったかも。
今はもう、私より先にあなたが壊れる。
星型のバレッタ。気付いた?
私が貰った星は、ただのバレッタだったの。
その星?
ああ、あんなの踏んで割れてしまった。
早く美味しいアイスが食べたいな。