「立川志らく 京都の会」☆応援ブログ 

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2013年~2016年の4年間に開催されました“立川志らく独演会 in京都”。「立川志らく 京都の会」(主催:otonowa)として開催されました! 

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2017年11月12日(日)14:00~ 京都府立府民ホール「アルティ」にて、「立川志らく 京都の会」(主催:otonowa)が開催されました。当日は青空も見られ、紅葉初めを感じる秋日。会場の府民ホール「アルティ」は京都御所の西側、たくさんの木々に囲まれた向かい。京都の四季を感じるいい場所にあります。
 

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2013年からの4回公演を経て復活。多くの方々から尽力をいただき、otonowaさん主催で、ここ京都の地で再び志らく師匠の独演会が開かれることは大変感慨深いものでした。そして、公演前には久しぶりに楽屋へご挨拶をさせていただき、私服お姿をパチリ。やんわりとしたいい笑顔をいただけました☆
 
 

 
さて、いよいよ始まります。開口一番は立川らくぼさん、2013年入門の浜っこ。滑舌のしっかりした聴きやすいお声で「転失気」。きちんとした印象でした。
 
そして、ドキドキわくわくの瞬間、立川志らく師匠のご登場。渋いモスグリーンっぽいお着物でお出ましです。マクラは、このところのご自身の事から時事的なお話まで。ユーモアと辛口でたっぷりお料理☆。TV出演(ひるおび!/TBSなど)が増えて、いろんな事がを言われるようになったと師匠、いいこと言っても落語家なんだからもっと面白いことを!と言われ、斬り込んで発言すれば落語家のクセに生意気だと言われる…と(笑)。個人的には好きですけどねぇ、師匠の愛ある毒舌。
 
一席目は「火焔太鼓」☆!ギャグたっぷりの噺に仕立てつつも軸がブレない。ここが志らく落語の好きなところ。可笑しな夫婦のやりとりに畳み掛けられる現代的笑いとギャグ、ぶれない軸に絡まって大爆笑でした。味付けがやはり師匠らしかった。お客さんとのキャッチボールがどんどん楽しくなっていく。
 
二席目「芝浜」。“談志師匠の魂が志らく師匠の中にある。師弟関係とはそういうものだと師匠・談志に教わった”と最初のマクラで話されたことを思えば、往年の談志ファンもより心待ちにしていたことでしょう。
この芝浜が終わると、聴いてるこの場が夢になっちゃわないかと、聴く前から少しさみしくなったりして。そんな思いをぐっと押さえて聴きました。
 
立川流の「芝浜」。何度聴いてもいいですね。志らく師匠のくすぐりは寄せる波のようであり、また夫婦の気持ちのやりとりはじっくりと聴かせて下さる。淡々としたリズムにも程良い感情移入ができる心地よさ、メリハリも利いて好きです。笑ってはうるうる…。こうして芝浜での志らく師匠とのひとときは終わりました。
 
いい会場で、夫婦噺2席。古典であり現代的であり。気持ちいい笑いで楽しませていただきました。これは癖になります☆すでになってますけど(笑)。
 
 
そして出ました!大入り袋~縁起いいですね。
 

 
最後に【朗報です】
来年も「立川志らく 京都の会」は続くそうです❗京都で、再び志らく師匠にお会いできる、落語が聴ける。来年の楽しみが早速できました。
 
☆☆☆ 皆様もどうぞお楽しみに ☆☆☆
 


◆なお、次回ブログでは志らく師匠主宰「劇団ダニーローズ」について触れたいと思います。