20081016-01

埼玉スタジアム2002まで参戦された方々、お疲れ様でした。

昨日の友は今日の敵

まず初めに。

最近日本代表の試合はテレビでもあまり観ないのでブログでも取り上げてません。今回はいい機会なので、いろいろと書いてみたいと思います。


グループ内で一番隠したと言われていたウズベキスタンと引き分け。しかも、ホームで勝ち点3を手に出来なかったのは今後の試合に響くと思う。

選手個々にみていくと、浦和勢の闘莉王、阿部ちゃんはまずまずの動きをみせていた。阿部ちゃんは危ないところも少しはあったけどね・・・。結果的に闘莉王のクリアミスから失点が生まれたが、原因はそれだけではない。元々、4バック自体が合ってない様にも思えた。

確かに世界基準だと4バックが主流になっているが、カウンターになるとディェンスジンが慌て、バランスを崩してる様にもみえた。

正直なところ、足を痛めている闘莉王、体調が万全でない阿部ちゃんは休ませてほしかったのが本音。特に阿部ちゃんの場合は不慣れな左サイドバック。代表の試合で阿部ちゃんが左サイドバックで出場せざるを得ないって時点でヤバいのでは。

一番楽しみにしていたのが、元浦和でヴォルフスブルク所属の長谷部。ヴォルフスブルク移籍後、初の生長谷部。前半の時に中盤からタッチライン際まで力強いドリブル突破をみせたが、あとはバランスを考えてかパス回しに専念。持ち味を出し切れてなかったかな。

最年少の香川に関して言うと、そんなにズバ抜けた感じもしなかったし、スタメンってのは厳しかったんじゃないかな。といってもリズムを変える選手でもなさそうだけど。ほとんどチャンスは作れてなかったような・・・。


そして、一番の問題点はやはりフォワード。俊輔→大久保→玉田とFW絡みで得点はあげたが、終始ポジションが被ったりで、連携不足の様にもみえた。あとは控えを含め、今のFW陣は迫力がない。個人的には、大久保に期待はしていたんだが・・・。絶対的なエースストライカーみたいなのがいないのはさみしいよね。エースストライカーには程遠いが、途中出場の岡崎は面白い存在だった。

あとは、全体を通して攻撃のバリエーションが少なくない!?この試合でよくやっていたのが、闘莉王のロングフィード→中村俊輔が起点になるって形。俊輔にマーク2枚付いてたりしてたが、フォローも少なかった。同じサイドにいる内田も、ボールもらっても動き出しが遅く、もたつく時が多少あった。

闘莉王のコメントで岡ちゃんの指示で稲本を最終ラインに入れ、闘莉王が上がってパワープレーになったとあったが、まさか代表でも闘莉王の1トップ!?(笑)が観れるとは思わなかった。でも、この試合で一番興奮したな!なんなら、闘莉王が決めて逆転してやれって感じだった!!

ウズベキスタンに関して言うと、日本は研究されてたね。アドバイザーに就いたジーコ効果も少なからずあったかもな。強いとも弱いとも思わなかったが、冷静で堂々と試合をこなしていた。今後、もっと日本を研究してくるはず。ジーコも本気みたいだしね!この状態だとアウェーでの試合はもっと厳しくなりそう。


次の日本の相手はアウェーでクウェート戦。ここで勝ち点3取るのと、勝ち点1に終るのとでは訳が違う。アウェーで苦しいと思うが、勝ち点3を取ってほしい。