出張から沖縄帰るとと地獄のお盆。
「面倒臭い」の一言です。
それでも、今回は久しぶりの兄夫婦の甥っ子が来沖していたので
楽しかった。
あんなに、とぼけた顔と態度の乳児は初めて見ました。
そんな盆中、親戚周りを留守番と言いつつ、サボりまくって、
久しぶりに読書。
「猫の散歩道」。
曲者の部類では、カフカと並ぶと思われる。
保坂氏の「人は風景から答えを与えられる」という、
まさに猫を愛でる作風が素敵です。
情報過多でユーザーインターフェイスな時代。
デジタル化が進み、コミュニケーションもシステマチックに済ませる時代。
「人間を人間たらしめている抽象という次元は、視覚イメージを使ったチャートとは
全然別物で、言葉と心の中にある茫漠とした視覚ともいえないイメージの中にしかない」
そうそう。
しょせん人間なんて、漠然と生きているもの。
漠然とした風景から答えが得られるものかー・・などと
本を読みながら、適当に考えるフリをし、うたた寝をしばし。
よくわかんない親戚と美味しいかどうかわかんないご飯をたべ、
こりゃまた、毎年同じ会話をしながら愛想笑いをするという
誰が楽しいんだ!という素晴らしく滑稽で、これこそ人間たらしめている
感覚の醍醐味かもしれませんね。
久しぶりに、いい本を読みました。
人間であることの、いい諦め感を味わう感じ。
「あんたさ~、人間なんだから諦めな~」と、ゆるく言われる感じです。
"19th Century culture was defined by the novel.
20th Century culture was defined by cinema,
the culture of the 21st Century will be defined by the interface."
by Aaron Koblin
いえいえ。
まだまだ、小説は奥深いコミュニケーション。
保坂氏の本はまさに、お散歩。
目的などなく、何も無い感じ。
たtだ、風景を見て歩くお散歩。
たまには、お散歩もいいモノです。








