出産後は病室で何度も泣きました。



保育器に入った息子とは

産後2日会えませんでした。



家族が病院のiPadを使って

赤ちゃんのムービーを見せてくれます。



それでも悲しかった。



なぜママの私が抱っこできないの?


私のせいでこんな風になったのかな?


苦しませてしまってごめんね。



それはそれはネガティブな気持ちでした。



さらに手術後の夜中には高熱が出て

究極な寒気。意識朦朧。

でも、意識朦朧のなかでも思ったこと。



早く会いたい!

赤ちゃんを抱っこしたい!



その一心で手術翌日から歩く練習をしました。


トイレまで一人で行けたら

面会しに行ってもいいよ。と先生。



絶対行ってやるー!!!!

そう意気込みました。


私は体が丈夫でものすごくタフ!

今まで無理をして出来なかったことは

あんまりありません爆笑




しかし…



お腹の傷口が痛んで

ベッドの上に座ることすらままなりませんでした。



うそやん?!



痛み止めの座薬を増やして欲しい

と看護師さんに熱望



そしてリトライ!



なんとかなんとか立てました。



先生には

無理しすぎなやー!!


と言われつつも新生児室へ



夫に手を引いてもらい、一歩ずつ歩きました。


すぐ一つ下のフロアなのに

それはそれは遠く感じました。



ゆっくり、ゆっくり。



やっと、新生児室にたどり着きました!



我が子はどこ??!!



キョロキョロ赤ちゃんを見渡します。





が、





そこから先の記憶はありません。笑



そうです。

無理したあまり、新生児室のガラスの前で

倒れてしまいました。



気づけばベッドの上



手術で大量出血した私。

輸血はギリギリ免れましたが

極度の貧血に陥っていたのです。



それでも翌日も猛特訓!

見かねた先生が?(もともとその予定だったかな?)

赤ちゃんを病室に連れて来てくれました



この時の感動は言葉に出来ません



やっと

やっと会えたね




初めて抱っこした我が子は

とってもちっちゃくてあたたかくて

強いエネルギーで溢れていました。











今でもドラマ コウノドリを見ていると思うことがあります。

 

"なんで心拍低下したのかな~?"

 

正直に言うと、多分これは私にとって"心残り"なのだと思います。

 

もちろん、

わが子が無事に生まれてきてくれたこと

先生方がベストな判断をしてくれたこと
 
心から感謝しています。


母子ともに健康に生きられていること
神様に感謝してもしきれないほどです。
 
 
 
でもやっぱり、できれば、できれば、
陣痛を味わってみたかった。
普通分娩をしてみたかった。
 
本音はこの気持ちです。

 
 
 
結局出産後に先生からの説明も聞いたけれど
原因はいまいちわからず。。。
 
 
でももし、これが入院していなくて自宅での出来事だったら・・・
と考えると本当に怖い。
 
お腹も全然痛くなかったけれど、赤ちゃんはすごく苦しんでいた。
 
入院していなくて機械をつけていなかったら
たぶんきっと気づかなかったと思う。
 
そう思うと、怖くて胸がドキドキします。
 
 
もちろん、入院して促進剤を1錠飲んだから
というのも理由かもしれませんが
1錠で実際に陣痛は来ていなかったし………
 
 
考えても考えてもキリがないし
答えは見つからないのです。
 
 
でもこのような出産をしてみて
私には確実に分かったことがあります。
 
それは・・・



 
"命はキセキなんだ"
ということ。


ドラマでの出産シーンを見たとき
友人や知人の出産報告を聞いたとき

本当に心から
おめでとう!!

と命の奇跡の誕生、感謝を噛み締めます。


前の私ならこんな風にここまで思えたかな?

多分思えなかったなー
そんな風に思います。


息子の出産が
私を変えてくれた

そう思っています。




あの経験があったからこそ
今の私が存在する。

息子は私に命の大切さを教えるために
産まれて来てくれたんだ。



息子を抱きしめて
毎日思います。


私に命の大切さを教えてくれて
ありがとう。



そして次第に私は
ママと赤ちゃんの大切な時間を作る
お手伝いがしたい

と強く思うようになりましたキラキラ

奇跡を乗り越えて産まれてきた赤ちゃんと
奇跡を乗り越えて出産したママの
かけがえのない時間を大切にしたい

そう思うようになったのです。


そして、今現在
埼玉各地でイベント開催を実現しています爆笑

毎回、ママと赤ちゃんの笑顔の瞬間を
間近で見ることが出来て
私は感無量です。

我が息子ともこの気持ちを共有したくて
勝手ながらイベントには参加させています。

来てくださるママさん達に
気を遣わせてしまったり、
助けてもらいながらですが、
私は息子にも共感して欲しくてニコニコ

保育園入園までは一緒に
この瞬間を共感していきたいな
と思っています。

きっと、
私が伝えたいこと
みんなに笑顔を届けたいこと

息子は分かってくれていると
信じています。



実際にはぐずったりして
ちょっと大変なのですが。笑


しかし、毎回ご参加のママさん達に助けられて
イベント開催が出来ています。

この場をお借りして
本当に本当にありがとうございますラブラブ


これからももっともっと多くの
ママと赤ちゃんの大切な時間づくりを
お手伝いできたらと思っています!


長々としたまとまりのない文章ですが


なぜ、イベント開催を行うに至ったのか
どんな気持ちで活動をはじめたのか
 
それを伝えたくて
自分の中ではまだ葛藤の残る出産エピソードを
公開しました。

私の考えに対しては
さまざまな意見があると思います。

もしかしたら、気分を害されてしまう方も
いらっしゃるかもしれません。

それでも本音を話したかった。

最後まで読んでくださった方

ありがとうございました