「あ、もしもし！
鉄のフライパンで焼くと
卵焼きですらメッチャ美味しくなるね
今日はチャーハン焦がさずに
炒められたよ、ウハハ！」
休日感たっぷりの電話
みたいなblogを書く
鉄のフライパンで料理したのか
ステンレスのフライパンで料理したのか
食べてる時は気にならないし
あんまり違いも解らないかも。
これって
音楽でも同じようなことがあって
どんなマイクで録ったのか
街に流れてる歌を聞いてもわからない
あったかい音だなあ、とか
尖っててヒリヒリする音だなあ、とか
そのくらいはわかる。
作り手は
素材の魅力を
思い切り引き出してくれるモノを使って
作品を作って
誰かの喜びになりたい
フライパンを油返ししてる時
弦についた汗を拭き取ってる時
似たような安らぎがあるよ
フライパンもギターも
ピンからキリまであるけど
愛せるモノが見つかるのが1番。
「なんか、これが
ちょうどいいんだよね」
「なんだかんだ言って
結局このギターなんだよね」
って言って
ボロボロのギター持ってる人は
だいたい笑ってるもんね
でも問題は
「ちょうど」が
なっかなか見つかんないだよなー
ギターにまつわる機材
どれだけ散財したろうか…
僕の周りのミュージシャンと
この話題だけで
きっと東京から名古屋まで
クルマで走れちゃうよ
言い過ぎたかな、浜松くらいまでかも。
しぞーか、なっがいから。
明日も
鉄のフライパンで
朝ごはん作ろっと
「そう、
おとうさん、あさごはん、つくってぇ
って、起き抜けに言うからね
『ハムとー、卵とー、パンとー、ハム』
きっとハムが大好きなんだろうね
二回言うくらいだから。
じゃ、今週も元気に過ごそう！
おやすみ！」
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