東京にはまだまだ知らない
仏さまに会える場所がいっぱい

禅文化歴史博物館に初めて行ってきました

この博物館、どこにあるかというと駒澤大学!


駒澤大学といえば駅伝や野球のイメージが強かったけど
そうだ、仏教系大学だった!
曹洞宗の大学です



久々すぎる大学キャンパスにドキドキ
新しい立派な建物が建ち並ぶ中
とってもかっこいい建造物がありました
このカクカクしているおしゃれな建物が
駒澤大学禅文化歴史博物館「耕雲館」です




「雲を耕し、月に種を植えるように、労苦をいとわず
着実に努力するさま」という意味の禅語「耕雲種月」から
命名され、当初は大学図書館だったそうです

東京都選定の歴史的建造物で設計者は
つい最近登録有形文化財に登録された
銀座のビアホールライオンなどでも知られる菅原榮蔵氏

中央には天井がステンドグラスにの吹き抜けのホールがあり



それを囲むようにいくつかの小部屋がありました
外からみたらカクカクしていた部分がその小部屋


エントランスからホールに入ると
曹洞宗のご本尊 釈迦如来像がいらっしゃいます




こちらのお釈迦さまは駒澤大学が開校した時に
寄付されたそうで100年以上前のお像

そしてお釈迦さまの両脇にはケースに入った
道元禅師と瑩山(けいざん)禅師



この三尊を「一仏両祖」としてお祀りするそうです


道元禅師が曹洞宗の開祖というのは知っていましたが
瑩山禅師とは??


道元禅師は、日本に曹洞宗を伝え永平寺を開き
曹洞宗では高祖と称されるそうで
瑩山禅師は、道元禅師から数えて四代目の祖師で
總持寺を開き、教団発展の基礎を築いた方
曹洞宗では太祖と称されるそうです


なるほど、こういう流れがあって
曹洞宗の大本山は永平寺と總持寺なんですね

ちょうどこの日は
「曹洞宗両大本山永平寺・總持寺貫首の墨蹟」
という展示中でした

両貫首は駒大生さんたちにとっては大先輩なのですね〜

道元禅師、瑩山禅師の時代からから今に伝えられた教えが
今日の両貫首からいまこの大学で学ばれている
未来のお坊さん達に繋がれていくのですね✨



他にも禅の発祥から日本への伝来
曹洞禅の確立や思想
禅僧列伝、禅文化などの展示がありました



そして大好きなスタンプコーナーもありました




禅宗の祖、だるまさんのスタンプ
お腹の部分に押す願い事のハンコは
いくつか種類がありました


この来館記念スタンプがすごかった!
ちゃんと専用の紙が用意されているのも素晴らしいし
立派なスタンプ押印機が設置されてる😳




お寺や博物館のスタンプコーナーは
スタンプ台のインクがスカスカで
ちゃんとスタンプが押せない😂ということが
結構あるのですがそんな心配は全くなく
綺麗にくっきりはっきり押せました💮




博物館開館二十周年記念の
クリアファイルもいただきました😍




そして博物館グッズのポストカード





この誕生仏が気になりすぎて購入



2月には涅槃図、4月には誕生仏の展示もあるそうなので
またその時期に行ってみようと思います