五反田にある薬師寺東京別院さんで
久しぶりに写経をしてきました

そう、修学旅行で奈良に行った人は
必ず訪れるあの奈良の薬師寺の
東京別院が五反田・池田山の高級住宅街の中にあるんですよ


お寺とは気付かないような外観でしょ

 



実は私、ヨガを習い始めたのと同じ頃に
書道も習い始めました
(2011年の秋頃。今まで興味があったけど
やってなかったことをいろいろスタートさせた時期)

週一回お稽古に通っていて
そのお教室での師範クラスを一通り修了して
師範のお免状もいただきました

3〜4年ぐらいは週一ペースで通い続けてたかな?


試験前にいっぱい練習したやつ



左側がお稽古通い始めたころ、右がその1年半後
毎回思うように書けなくて悶々としていたけど
過去の作品と比べてみたら成長していた!
っていう喜びの写真です


ちょっと忙しくなってしまって(←はい、言い訳)
お稽古に行かなくなってしまいました

毛筆の感覚を忘れないようにせめて月一回は!
と思って写経に行くことにしました
お寺好きだし、一石二鳥♡

こちらの薬師寺東京別院さんは
毎日9時〜17時まで予約なしで
写経が出来て、しかも家からも近い!

なので、それからは月一ペースで
写経をして納めていました

が、それもいつの間にか足が遠のいてしまい。。。
三年も経ってた!!


ヨガもそうですが
ティーチャートレーニング修了して資格もらって先生になりました!
だからもう練習は終わりです。
なんてことはでは、もちろんなくて
ヨギーとして練習や勉強をし続けること
深め続けていくことがなによりとても大切です

書道もお稽古を続けなければ
師範のお免状なんてなんの意味もありませんよねぇ、まったく。

去年も、書道のお稽古再開したい!と言っていたのですが
結局再開せずに年を越してしまいました・・・


そんな中、東京国立博物館で行われている

特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」
を観に行って書道したい欲がフツフツと湧いて
三年振りに写経に行ってきたというわけです!

薬師寺東京別院さんでは
受付を済ませるとまずお抹茶がいただけます♡




そして本堂の中、ご本尊の薬師如来&日光菩薩、月光菩薩の
薬師三尊に見守られながらお写経ができます

身を清めるために、輪袈裟を掛けて
丁子(ちょうじ、クローブです)を口に含み
お香の煙を身体に纏わせます
(床に置かれた白象の香炉から立ち上る煙を跨ぎます)

そしてご本尊にお参りしてから席について墨をすり始めます

ヨガのアーサナの練習に入る時も
呼吸を整え、マントラを唱えて
練習に向かう準備、内側に向かう準備をするように
この墨をするまでの一連の流れで
マインドが静まり集中力が増していきます

そして般若心経を一文字一文字写していく
力の入れ具合によって変化する線の抑揚や
次の一画への流れを感じて
呼吸とともに一瞬一瞬に集中して筆を運んでいく

毛筆は久しぶりでしたが
書道をお休みしている間も
ヨガで隅々まで意識を向けていく練習を続けてきて
三年前よりもその感覚が深まっているからか
思ったよりは早く筆を使う感覚が戻ってきました
思ったよりは、、、ですけどね
全然へたっぴです。。。
練習してないから当たり前です


でもでも、すごーーーい楽しかったーーー!!
久々の筆の感覚と意識の向け方、呼吸の合わせ方、全てが楽しかった!!

今年はまず写経から始めて
書道のお稽古も再開しようと思っています


ちなみに写経を収めると納経帳に印をいただけます
12巻で1冊、これは2冊目で今回で14巻目です

 



書き終わったらご本尊の前にある台に収めるんだけど
私の前に収めていたおばあちゃんは200巻目前でした!


ヨガの練習を一度諦めてしまったかたも
いつからでも再開できます

もしちょっとでも
「またやってみたいなあ」っていう思いがあったら
お久しぶりの方もいつでも練習再開しに来てくださいね

お待ちしております!


いつもありがとうございます