あなた おまえ
やさしく呼ばれて いたわって
好きで一緒になった仲
二人は二輪草・・・だそうです。
今の歌にはとんとキャッチアップできなくなった身としては、じんわり浸みる歌詞。
何を歌っているのか、日本語なのかすらも分からない楽曲もあるもんなあ。
三波さんや村田さん時代を礼賛するつもりもないけど、トラッカーが八代さんを聞いていた時代がちょっと懐かしい。
今日も熱くなりそうだ。
あなた おまえ
やさしく呼ばれて いたわって
好きで一緒になった仲
二人は二輪草・・・だそうです。
今の歌にはとんとキャッチアップできなくなった身としては、じんわり浸みる歌詞。
何を歌っているのか、日本語なのかすらも分からない楽曲もあるもんなあ。
三波さんや村田さん時代を礼賛するつもりもないけど、トラッカーが八代さんを聞いていた時代がちょっと懐かしい。
今日も熱くなりそうだ。
朝、いつものように病棟を歩いていたら、廊下でばったり会った親戚。
内科の病棟。
おばあちゃん(母親)が肺炎で入院しているとは聞いていた。
90歳を越えた高齢者が肺炎と診断されての入院は、永くはないと言うこと。
医師に「もって3日」とか「今夜が峠」などと言われる事になる。
その親戚も「今夜が・・・」のケースだったよう。
ナースセンター隣の重篤患者の部屋。
心電図モニターに乱れた間隔の波形とポッポッポの電子音。
もともと不整脈があるらしい。
波形がフラットになり電子音が途切れる。
「ばあちゃん!」と、お嫁さん(元看護師)がかなり強くお婆ちゃんの頬を叩く。
波形が現れて電子音再開。
ビンタの威力は凄いなと内心思ったけど、もう静に送ってあげても良いんじゃないかとも思った。
既に意識はない状態だし、痛みも苦しみもないはず。
やがて大きく深呼吸するかのように胸が動き、モニターは一本の横線に。
親戚夫婦とアタクシは病室から出され、エンジェルケア(メイク)が始まった。
普通は葬儀社のご遺体搬送車(霊柩寝台車)の手配となるのでしょうが、この親戚は自分で帰宅するという。
後部座席にお嫁さんが乗り、お嫁さんの膝の上にお婆ちゃんが抱きかかえられるようにして乗って。
お嫁さんは元病棟看護師だけに、ご遺体の扱いはある意味慣れているのかも。
まるでミケランジェロのピエタ像のような恰好で、お婆ちゃんは帰宅していった。
職場に戻ったアタクシはフトある事に気付く。
日常的に人が死んでいく現場にいると、なんら感慨が湧かなくなるものらしい。
乗用車にお婆ちゃんを乗せるのを手伝ったけど、特に思う事もなかった。
毎日のようにストレッチャーに白い布を掛けられ、葬儀社の寝台車に載せられていくご遺体を見てると特別な感情は薄れていくようだ。
寝台車が角を曲がって見えなくなるまで担当看護師は頭を下げているけど、彼女らにしてみても、お見送りは職責の一つでしかないのだろう。
限界集落(げんかいしゅうらく)。
地域人口の50%以上が65歳以上の集落。
若者が流出し、冠婚葬祭などの社会的共同生活を維持することが限界に近づきつつある集落のこと。
なんと、山形県全体が限界集落らしい。
県内35市町村のうち、28市町村に消滅可能性があるらしい。
なんてこったい。
かつてはここより100mほど離れたホテルの近くに自販機がありました。
屋根はあるものの、壁がないので寒風吹き込む場所で客はうどんを啜ってました。
その光景はNHKドキュメント72時間で放送されておりました。
当時の経営者が廃業を決め、自販機の販売も終了する予定でしたが、既に市民の公共財産的な位置づけになってましたので、今は道の駅にお引っ越しして活躍中。
昭和レトロな感じの自販機。
昭和しか感じないといってもいい自販機の前に立つとコインを入れずにいられなくなります。
今回はうどんをチョイス。
味も懐かしいって感じ。
ヤマニンジンが食べ頃です。
ヒトリシズカが咲いてます。
山形県河北町。
イタリア野菜が栽培されている地域。
なんの野菜か分かりませんが、黄色い花が咲いてます。
アブラナ科の野菜なのかな?。
錯乱坊の花も満開。
桃だって咲いてます。
山形県寒河江市。
ティラノザウルスレース。
要は、T・Rexの着ぐるみを着て一定距離を走るタイムレース。
地元TVの取材もあるみたい。
準備運動は「おらほのラジオ体操」。
腕を前から上げて背伸びの運動・・・なんていう語りの部分が村山弁になってる。
T・Rexもサポーターも真面目にラジオ体操。
競馬よろしく、ファンファーレが高らかに鳴り響き、レーススタート。
いづれの御時にか、女御・更衣あまたさぶらひ給ひけるなかに、
いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。
古典・古文が蕁麻疹が出そうなくらい嫌いな方はいざ知らず、標記の文章が源氏物語のイントロダクションである事は皆様ご存知でありましょう。
書かれてから千年もの間、読み継がれてきた訳はなんでしょう。
なにが面白くて廻し読みされ、また書き写されてきたのでしょう。
まるで花から花へと移り気に舞い飛ぶ蝶のように、アッチの女性こっちの女と渡り歩くプレイボーイの姿に、作者はどんな意図を込めていたのでしょう。
一夫一妻多妾制という時代であったにせよ、なんともスキャンダラスな物語。
今も昔も他人のスキャンダルはオイシイって事なのか。
光る源氏には持病があったらしく、時々高熱を出して体が震える発作に見舞われました。
ある日、病平癒の加持祈祷を受けるために山奥の修行僧を訪ねます。
そこで目にした藤壺に似た10歳の少女。
光る源氏は小柴垣の隙間から垣間見たのですが、今で言う覗きって奴ですね。
つまり、平ったく言えばデバ亀。
光る源氏の永遠の憧れの女性、藤壺の姪っ子のその少女。
藤壺に似ているのも当然と言えば当然。
なんとしても少女を我が物としたい光源氏は、半ば強引に二条院(自宅)に連れ込んでしまいます。
拉致された少女は次第に二条院の生活に慣れていきますが、14歳になった折り、またも強引に性的関係をもたされてしまいます。
今で言う、不同意性交であります。
読者はどう思ったでありましょうか。
少女の後見(うしろみ)になりたいなどと上手いこといって連れ込んでいておいて、結局は男の本能の犠牲に・・・。
紫の上誕生の物語ですが、彼女の生涯は幸せなものではなかったようで、自分を押し殺して過ごす日々だったようです。
健気に妻として立ち振る舞おうとする紫の上ですが、光源氏は相変わらずのエロ親父の本領発揮。
押さえきれない嫉妬心など心労が重なります。
女三の宮には身分が違いすぎて嫉妬すらできずに悶々。
[ おくと見る ほどぞはかなき ともすれば 風にみだるる 萩のうは露 ]
やがて紫の上は病の床に就き、養女の明石の君に手を取られながら、露が消えるように旅立ちました。
紫の上の生涯に自分を重ねた人もいるでしょうか。
物語の端々に「あるある」と頷いた人もいるでしょうか。
ジェットコースタームービーよろしく、激動のストーリー展開にワクワクして一気読みした人もいるのでしょうか。
それにしても光源氏は絶論イロ男だよなあ、うらやましいゾ。
[ 世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし ]
在原業平朝臣
桜がなかったら「咲いたかな」「もう散るのかな」と思い煩うこともなく穏やかにすごせただろうにと思う。
今年も「開花はいつ」とか「満開は」とか「葉桜になった」とか、なにやら狂騒めいた報道が繰り返されました。
それに踊らされた一人ではありますが、都会の喧噪とは全く異なった田舎の桜を堪能できるのは幸いであります。
「尊富士」のヘッドマークを付けた列車が桜の下を走っています。
青森でもようやく満開になったようです。
去年は開花がいきなり早く、桜の入学式でした。
今年は例年並みというか、戸惑いながら咲いたって感じもあって、どことなく遠慮がちに咲いたという気がします。
でも、やはり以前から比べてかなり前倒しで開花&満開を迎えてるんじゃないでしょうか。
青森県弘前城公園の桜はG・W時期というのが普通で、オラ地方の土手の桜は4月下旬だったと記憶しております。
[ 山高きが故に貴からず、樹あるを以て貴しと為す ]
だそうです。
見掛けだけではダメですよ、という教訓らしい。
でも、高い山には樹は生えてないんですよねえ。
だからといって富士山をコケにしちゃダメでしょう・・・。
雪解けの季節。
木々の若葉が目に新鮮に映る季節です。
春霞の中、「なまはげ」さんの棲み家、真山が朧に見えます。 ↓
白川ダム湖も良い季節を迎えました。
が、あまりにも有名になりすぎてオーバーツーリズムっぽい。
へそ曲がりなアタクシなどは行く気にならないって感じ。
全国区になるってのは痛し痒しってことですかねえ。
カヌー料金もバカ高くなっちまったし・・・。
各自、手漕ぎなんだから燃料サーチャージないはずなんだけどなあ・・・。
普段、行く人もいない月山ダムにでも行って、ダムカード貰ってこようか。