今日は障害J・GⅠ 中山グランドジャンプが行われます!!


良く競馬に慣れてない人は、障害競走とは何はてなマークと思う人が多いと思うので今回は障害競走について紹介したいとおもいます!!


まず障害競走とは…
簡単に説明するなら人間の陸上競技に例えるのが1番わかりやすいと思います

100m競走」と「100mハードル競走」があるように、競馬のレースにもそれにあたるレースがあります

100m競走」     「100mハードル競走
        ↓                                  ↓
    平地競走                      障害競走

とわけられます。

まずは、平地競走(ひらちきょうそう)について
平地競走(平地レース)はみんながいつも見ているごく一般的な形のレース形態です。
レース名でいえば、「日本ダービー」や「有馬記念」などのレースは平地競走です。

そして、障害競走(障害レース)は簡単にいえば
「芝コース上に、生け垣やハードルなどの障害を馬が飛び越えながらゴールに向かう競馬」です。

人間のハードル競走は同じ種類の障害(ハードル)を飛び越えていきますが、競馬の障害競走は数種類の障害がある、そして人間の競走はスプリント競走ですが、競馬の障害競走は距離が3000mや4000mなどのマラソンレースがほとんどですビックリマーク

これが大きく違う事ですね!!


障害競走の起源はヨーロッパ、アイルランドですビックリマーク
そのため、アイルランドやイギリスなどの本場の障害競走は平地競走よりも盛り上がりますアップ

特にグランドナショナルチェルトナムフェスティバルなどの開催は毎年4日間行われていますが、毎年20万人以上の観客が押し寄せるお祭りです!!

また、グランドナショナルは創設170年を超える伝統のハンデキャップ競走であり、約7200mという距離を走り40頭という多頭数による大迫力のある過酷なレースが行われることから、イギリスダービーよりも遥かに高い視聴率や売り上げを誇る世界的にも大変盛り上がるレースの一つですアップ




今回は中山グランドジャンプも行われるということで、中山グランドジャンプも書いていきたいと思います!!

中山グランドジャンプとは
元々は1934年に今も東京競馬場で行われている「東京優駿(日本ダービー)」に匹敵する中山競馬場の名物レースとして作られたのが「大障害特別」、芝4100mで行われて1935年から春と秋の2回開催となったのが前身です。

1948年の秋から「中山大障害」の名称で施行されていましたが、1999年に障害競走にグレード制が導入され最高峰のJ・GⅠに格付けされて重量なども変更して春の競走が「中山グランドジャンプ」としてリニューアルされました。
中山グランドジャンプの1,2回は大障害と同じの芝4100mで行われていましたが、3回目の2001年から国内最長距離となる現在の芝4250mに変更されました



中山グランドジャンプのコース紹介
中山競馬場では平地の芝・ダートコースの他に障害専用のコースがあります!!
この障害コースはどこの競馬場にある訳ではありませんビックリマーク

障害コースがある競馬場は、
中山競馬場、東京競馬場、京都競馬場、阪神競馬場、小倉競馬場
の5つです!!
ローカル開催場では唯一小倉競馬場が障害専用コースを持っています

しかし、福島競馬場にはバンケットと言われる障害専用の襷コースがあります。
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☝︎福島競馬場のバンケット

また、函館競馬場と札幌競馬場には障害コースどころか、障害競走の番組が組まれていないのです汗

(まあ、北海道には地方競馬で、ばんえい競馬と呼ばれる障害を越える競馬もありますが…)


話が逸れましたが…笑
中山グランドジャンプのコース紹介です


水色のコース障害専用コースです!!
今日行われる中山グランドジャンプは障芝4250mというコースです。
真ん中のコース(大障害コース)に1番の目玉の大竹柵大生垣の障害が設置されています!!

まず、障害競走に欠かせない障害の紹介です
生垣
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障害コースの中で1番設置数が多い障害です!!
高さは1.4mでほぼ統一されているんですが、幅が1.6m~2.4mまである障害です。

竹柵
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生垣と同じく設置数が多い障害です。
生垣と比較して、飛びにくく飛越の高さが求められる障害です
高さは1.2m~1.4m、幅が1.45m~1.8mまであり中山・阪神・小倉の各競馬場には高さを調整できる物が置いてあるそうですビックリマーク


あとは、水濠障害
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障害専用のコースを持っている競馬場にはそれぞれ1つ設置されています。
障害の生垣部分の高さは1.2m以下、幅は生垣と水濠を合わせて3.7m~4mとなっています。
飛越の高さより幅を求められる障害です!!


この他に、人工素材で作られたグリーンウォールや中京競馬場・新潟競馬場などの障害専用コースがなく平地競走の芝コースに設置される置障害などがあります。


次の2つは「中山グランドジャンプ」と「中山大障害」の年に2回しか使われない障害です!!

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☝︎大竹柵
中山グランドジャンプでは5番目に飛越する障害です。
高さが1.6m、幅が2.05mと一般の障害と比べて非常に大きい障害ですビックリマーク


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☝︎大生垣
これは7番目に飛越する障害です。
高さは1.6m、幅が2.4mとこちらも非常に大きい障害です
中山グランドジャンプになってから3頭がこの大生垣で落馬しているそうですビックリマーク


これで障害競走・中山グランドジャンプについての紹介は終わりです!!
中山グランドジャンプはこの後15:40発走!!
また、障害競走はこれからも毎週のようにあるので今度から障害にも目を向けて見てください(σ・∀・)σ