私は昔からリンパ管腫という持病を抱えているのに、正直、健康への意識は低かった。

 ラーメンは大好物だし、マクドもよく食べる。

 タバコは吸うし、お酒も飲む。

 こうやって書き出すと、自分でも「そりゃ体に良くないよな」と思う。


 でも、ずっと深く考えてこなかった。

 どこかで「まあ大丈夫やろ」と思っていたのかもしれない。


 そんな私の意識を大きく変えたのが、妹の乳がんの発覚だった。





「自分が倒れたら誰が残るのか?」


 妹のサポートはもちろん、親のこと、甥っ子のこと。

 みんながそれぞれ不安を抱えて頑張っている。


 もし今、自分が倒れたらどうなる?

 誰がみんなを支える?

 そう考えた瞬間、身体のどこかが“ギュッ”と掴まれたような気持ちになった。


 病院嫌いの私だが、昔に胃潰瘍を経験したこともあって、今回は意を決して内視鏡検査を受けることにした。

 食生活も、少しずつだが見直している。





完璧じゃなくていい。できるところから変える。



 タバコは…いきなりは無理だった。

 だからまずは電子タバコに変更。


 ビールも量を減らして、焼酎にチェンジ。

 食事も少しずつ改善し始めた。


 完璧じゃないし、人に胸を張れるほどではない。

 それでも「変わろう」と思って動き出した自分を、少しだけ褒めてもいいのかなと思っている。





家族のため。そして自分のために。



 妹の乳がんは、私にとってもターニングポイントだった。

 家族を支えるためには、まず自分が倒れないこと。

 それがどれほど大事かを痛感している。


 これからも無理のない範囲で、できることから続けていくつもりだ。

 家族のために——そして自分自身のために。