生きることは選択肢の連続なんていうけれど
君を傷つけたあの日の僕の選択は
それはもう間違いそのもので
思い出すたび後悔してる
なんであのときあんなことをしたのか
それが最善だとでも思っていたのか
僕はただの自惚れ野郎で
全てが君のためだと勘違いしてた
残念なことに人生は
RPGのようにはいかなくて
セーブもリセットもできなくて
もっとも間抜けな僕のことだから
復活の呪文すら残さないだろうから
あってもなくても同じかな
あの日に戻るのに神様頼みは無責任だから
僕はこの先の人生のすべてを
タイムマシン作りに注ぎ込むよ
子供の頃に知らないおじさんにもらった
設計図とにらめっこしながら
タイムマシンができた暁には
あの日の僕に念押ししに行こう
それでもまだ若い僕が
また間違えたときのために
マシンの設計図も渡しておこう
君を幸せにできるその日まで
僕は何度でも時を巡るよ
それが例え無限ループだとしても
マシンの設計図が朽ち果てるまで