ついつい
ブログを綴るのをさぼってしまっています。
早いもので東京国際映画祭は幕を閉じてしまいました。
今回は廣末哲万監督の「FIT」とワン・シャオシュアイの「重慶ブルース」を観賞しました。
ただイエジー・スコリモフスキの「エッセンシャル・キリング」が当日の時点で前売り券が完売してしまい観賞できなかったのは悔やまれます…。
昨日、今月末から始まるFILMeXの前売り券を購入しました。
購入した作品は濱口竜介監督の「The Depth」とアモス・ギタイ監督の「幻の薔薇」です。
本当はイ・チャンドン監督の「詩」も購入しようと考えていたのですがお昼頃にはすでに完売していました。
何年か前に同映画祭で上映した「シークレット・サンシャイン」の時も前売り券は完売していた事を知人から聞きました。
きっと、僕が思っている以上に人気があるのでしょうね。
今回はこの作品を見逃すことになってしまいましたが、来年辺りに日本で公開するのではないかと予想しているのでそれほどまで悲観的ではありません。
というかよろしくお願いします。
実はこの他にも観賞したい作品があるのですが、まだ今後の予定がわからないので購入するのを見送っています。
ただキム・ゴク、キム・ソン監督の「アンチ・ガス・スキン」はどうにかして観賞しようと思っています。
今年のラインナップは本当に豪華なので楽しみで仕方がありませんね。
アルテリオへ、
近々、個人的に楽しみにしている映画祭が開催される。
まず、川崎市アートセンターアルテリオ映像館(http://kac-cinema.jp/ )で開催される弟16回KAWASAKI しんゆり映画祭2010(http://www.siff.jp/siff2010/ )。
この映画祭は新作や日本未公開の作品の上映は少ないが、近年の話題作や過去の名作等を上映している。
中でも今回上映される「悲しみのミルク」(http://www.siff.jp/siff2010/movie003.html )は2009東京フィルメックス(http://filmex.net/2010/ こちらは本年度のHP)とスペイン映画祭2009(http://www.hispanicbeatfilmfestival.com/las_peliculas.html )だけでの公開となっていて、未だ劇場公開されていないので貴重な上映と考えている。
残念なことに僕は今回も都合が合いそうにないため観賞できる可能性が低い…。
今のところ予定では「クローンは故郷を目指す」(http://clone-homeland.com/ )、「ライブテープ」(http://www.spopro.net/livetape/ )を観賞予定。
両作品共に見逃した作品だから、この上映はとても嬉しい。
他にも話題作が上映されるがこのラインナップで自分が観賞したかった作品をほとんど観賞したので、今回は2回行く予定。
前売り券(http://www.siff.jp/siff2010/menu_ticket.html )がほとんど1000円以下(一部を除く)でお買い得だと思う。
またこの映画館は会員制を設けていてこの映画祭でもスタンプを押してくれるみたい。
スタンプ5つで招待券1枚が贈呈されるので、この機会にぜひ会員に登録されることを勧めたい。
詳しくはこちら(http://kac-cinema.jp/member/ )。
次は弟23回東京国際映画祭について触れていこうと思う、
内面を見よ、
「ベンダ・ビリリ」
監督:ルノー・バレ&フローラン・ドラテュライ
2010/France/1:1.85/Dolby SRD/1h27/Documentary 字幕:松岡葉子 原題:BENDA BILILI!
提供:プランクトン 配給:ムヴィオラ、プラン クトン (以下http://bendabilili.jp/movie/
から引用)
劇場:イメージフォーラム http://www.imageforum.co.jp/theatre/index.html
あらすじ
映画の始まりは、2004年。
コンゴを愛する2人のフランス人映像作家が、ある日、キンシャサの路上で、ビリリの音楽を偶然耳にしたことから始まった。
戦争による混乱と貧困でカオスとなったキンシャサで、障害を持ち、家がなく動物園で眠り演奏する。
そこはまるで世界のドン底。
しかしその音楽は豊かに輝き、メンバーはとことん前向きだった。
2人はビリリに魅了され、彼らのアルバム制作とドキュメンタリー映画の制作を決意。
それから5年。
数々の困難や挫折を乗り越え、2009年にアルバムが世界発売。
わずか数カ月後には、何と大々的なヨーロッパツアーまでが実現。
彼らの音楽、彼らのパフォーマンスは、出会った人すべてに感動を呼び起こし、それはまさしく奇跡だった。
映画は2009年夏の、その成功までを描いている。
「ベンダ・ビリリ」、それはリンガラ語で、「外側を剥ぎ取れ」という意味。
障害はあろうとも魂は自由なのだ、外側ではなく内面を見よ!
彼らの音楽が、彼らの生き方が伝える強いメッセージがここにある。
(http://bendabilili.jp/movie/story.html から引用)
まず、この映画の冒頭に足に障害を持っている男性が踊っているのを見て驚いた。
自分が本当に彼らと同じ人間なのかを疑ってしまった。
腕を自分の足の代わりにして全体重を支えて踊っている。
アフリカならではの躍動感。
彼らのバンド活動をメインに映していて、その背景にはキンサシャ(コンゴの首都)で暮らす人々のライフスタイルも映し出されている。
また、彼らが歌う曲には自分達やここで住む人々のリアルがそこにある。
ただ一つ疑問なのは曲の歌詞を字幕投影している箇所とそれを投影していない箇所があるのは理由があるのだろうか。
僕にはその理由がわからなかったのでどちらか一方に統一してほしい願望がある。
彼らライフスタイルで一番気になったのが彼らが常時愛用している車(一見バイクに見えるが劇中で車と呼んでいた)と自転車。
車は前部の方は自動二輪のマニュアルのようなデザイン。
それと合わせて後部には車椅子がつながっている。
自転車は後部は車とほぼ同じだが前部はハンドルの部分がサドルになっている。
手でハンドルをこいで自転車を動かしている。
足に障害を持つ人にとってはこれらが彼らの生活に役立つことは間違いないのでは。
初めて見る乗り物に全く違和感がない、いやむしろユニークで格好良い。
バンドメンバーの中のロジェはサンドラ(空き缶と木の棒に一本の玄を吊るした物)という楽器で音階を操る。
まだ若いのに自信に満ち溢れている彼の演奏や発言には説得力を感じてしまう。
それは彼だけに限ったことではなく彼らは常に強気な姿勢。
僕はそのようなタイプの人は苦手だが、なぜか今回はそんな事を全く感じなかった。
これも映画の一つの魅力なのかもしれない。
ドキュメンタリー映画を観賞するたびにドキュメンタリー映画とは何なのかがわからなくなる。
僕がチケットを買った時に整理番号が9番で最終的には15人前後の入場だった。
少し物足りない来場者数で悲しい。