先生が気持ちを落ち着かせる為なのか退出され、旦那と私と助産師さん。

1時間くらい泣いていたかな。

こんな辛いのに、気持ちの切り替えが早いのかひとしきり泣いて産むしかないと、産まないと2人がもっと苦しくなるんじゃないかと泣き止んだ。


先生が戻って産むための準備が始まりました。


子宮口は2センチ。
2人は400gぐらいなので陣痛促進剤を入れてもらい陣痛を起こすとのこと。

薬を入れていつごろ産まれるのか。
このまま早く出てくるなら旦那にもいて欲しいと思っていた。

先生によると、陣痛が直ぐ起こる人もいれば、夜になる人もいるからわからない。と。


仕事がまだ落ち着いたといえども、残りの仕事を仕上げるのが次の日までだった旦那さん、、、

早朝から付いてきてもらったし、気持ちも落ち着いたし、、、今腹痛が全くないので夜にまた来て。と会社に行ってもらう事にしました。

その前に入院や出産の書類にいくつかサインをしていました。


会社に行っていいよー、と言ってもやっぱり心配なのかな。

その後1時間、分娩台で横になってる私の横で話しかけてきてくれたり、トイレについて来たり、ベッタリ監視(笑)されていました。
優しさですね。ありがとう。

でも、、、
早く会社に行って早く仕事終わらせて早く戻ってきてー!

と、ちょっと仕事が心配になり渋々行ってもらいました。


きっと産んだ後の方が大変だと思ったから。
産むのはもう決心がついたし、私一人でも頑張って産めるけど、産まれた後、悲しいけど2人とお別れの時には絶対にいて欲しかったから。


何かあったら直ぐ連絡して、と残し眠たいからかフラフラになりながら帰っていく旦那さん。。。

こんな辛いのに仕事大丈夫かな、、、と不安になりました。


1人、DSのゲームで気を紛らわせながら陣痛が起こるのを待ちます。


あんなに泣いていたのに、ゲームしてる自分てどう、、、
と思いながらも、ただひたすらぼーっと陣痛を待つのが怖かった。
また色々考えて1人で泣きたくなかった。
けど、結局切り替えが早いのかな、、、
まだお腹にいた2人に最後にもっと話しかけてあげればよかった。

そんなことも出来ないくらい、ゲームに頼らないといけないくらい、出産が不安だった。


産むのは一卵性と決まってから帝王切開すると考えていた。
出産のイメトレなんて一切していない不安。
産んでも2人はどんな状態なんだろうという不安。
考えてもしかたがない、やるしかない。
そう言い聞かせてゲームに集中。

旦那が出て行って30分経つ頃、、、急に腹痛。

イテテ。

という痛みから、直ぐにゲームなんてやってられないほどの痛みに。

分娩台でうずくまり耐えてみるも、治っては直ぐに激痛。

これが陣痛ですか、、、

昨晩の破水前もかなり痛かったですが、それ以上です。

たまらずナースコール。

助産師さんが来てくれてお腹を触って張っているかの確認。

もっと波があるかと思っていたのですが、感覚がほんとに短くって常に激痛。

直ぐに先生を呼んでくださり、そのままいけそうだね!と。

え。もう???!

夕方くらいかなぁー、、、なんて呑気に思ってましたけど!!!

旦那今帰ったところー、、、


とここで助産師さんが、旦那さんに電話しましょうか?!と一声。


ただ、、、
もうほんとに辛くて辛くて、電話いらないー!!と叫んでいました
1人の方が集中できる気がして。。。


こんなに陣痛って痛いんだ、と軽く笑ってましたこの頃。

先生ー!痛いー!とアピールすると、
じゃ、いきんでみよう!!と。


いきむて何ー!!?
レクチャーしてー!
と痛さのあまりハイテンションになってしまいました。
あの号泣していた数時間前とはまるで別人、、、


そしていきんでみると、、、



っっっっ!!!!!


アソコに激痛。

とんでもない痛さ、、、!!!!

この衝撃的なアソコの痛さは一生忘れない、、、
5ヶ月経ったいまでも鮮明に蘇る痛さ、、、
お母さんありがとう、とこの瞬間ほど思った事はないです。。


その後痛い痛いアピールをひたすらするも、
はい、もう1回ー!!
となんどもなんどもいきまされ、、、


最後はスルーンと産まれました!!!!

第一子!

陣痛も治り、ホッと一息つくも、、、

もう1人ね。


あー、、、またー、、、おまた痛いのにぃぃぃ
ちょっと休憩を、、、と言ったら直ぐまた陣痛ー!!!

もうここまでくると早く、早く出してあげよう、、、
第二子の為、、、と自分の為に、、、


助産師の腕を掴みながら、先生にお腹をゴリゴリ押されながら、数分後に第二子も産まれてきました。

泣き声はなかったけど、嬉しかったです。