【メロキュンプレゼンツ!!《ハッピー♡プレゼント!!》】 

素敵企画に拾っていただき調子にのって参加しちゃう家主は紛うことなきおバカさん、、、


皆様のお邪魔にならぬよう、ひっそりコッソリ影から顔だけ覗かせます。。。



そして、こちらは現在、書きなぐり中の『バレンタインディ・キッス』と云うお話に継るキョコ誕ネタです。






蓮さんからのプレゼントとしては想定外のものを渡してます。

フツーの物(ブツ)です。

まぁ、ブランド物ではありますけどね、、、

あ、でも、カシミヤとかかも、、、?

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side‡キョーコ

去年は日付が変わると同時に敦賀さんから誕生日のプレゼントにクィーンローザという名の綺麗な薔薇を頂いた。

翌日、その薔薇からバラ色の結晶、プリンセスローザが出て来て、、、、

私なんかのところにも奇跡を神様がプレゼントしてくれたんだって凄く嬉しかった。





そして、今年、、、、、




社長さんからの提案で、グレイトフルパーティーをホームパーティーに塗り替えて(それでも規模は変わらないんだけど、、、(汗))私はお料理のメニューの企画提案のみ任され当日は招待客という扱いで、裏方に回ることを禁止された。


本当はパーティーへの出席自体、辞退したかった、、、、 


『今年は俺が企画発案だからな、パーティーに出席の際はパートナー同伴が必須だっ!! 』


愛の伝道師と自ら公言する社長さんらしい発案に、パートナーなど見繕えるはずもない私はみんなでパーティーを楽しみにしていたマリアちゃんにそう切り出したのだけれど、、、



マリアちゃんは可愛らしい笑顔でとんでもないことを言ってきたのよ、、、、(泣)



『お姉様、それなら 蓮様といらしてください♡ 私から蓮様にお話いたしますわ♪ 』


てっ? マリアちゃんは敦賀さんのことが好きなのでしょう? なんで、私が敦賀さんとパーティーに????



と、思っていたら、、、

『お姉様ったら、、、 女の子は一度は年上の男性に憧れるものですわ。確かにそれは恋ですけど、とても淡い思いですし、一過性のものですもの』

ニコニコと微笑みながら、、、(汗)


本当に、、、いまの子供ってどうなってるのかしら、、、? 教育者は何をしているの、、、?



と、そんな訳で、やってきたパーティー当日、、、


いまも隣には片時も離れることなく大先輩様がピッタリと寄り添ってくださりやがってる状態。


女性の皆様からの視線が刺さって痛すぎる針の筵状態にさすがに居た堪れなくなってきたわ、、、、






「最上さん、、、? 元気がないけど、疲れたのかな、、、 移動して少し休む? 」


パーティーに慣れている敦賀さんは何かと気を使ってくださるが、私なんかのパートナーを押し付けられたせいで全く楽しむことができてないんじゃないかしら、、、


「あ、の、、、 少し、1人で休んでますので、、、 敦賀さんはパーティーを楽しんでください、、、 」





て、な、なんか、、、 温度が下がった、、、 ような気が、、、、?





「、、、パートナーを1人にしてここには残れないなぁ? 」



なぜ、似非紳士笑顔が降臨していらっしゃるのでしょう、、、?


「俺を置いていくって言うならここで抱き上げて君を連れだすけど? 」


ひ、表情の変化が早過ぎますっ!? しかも、なんで夜の帝王??? しかも、抱き上げてって、、、 私は自分で歩けますぅぅぅ(パニック)


「あ、あの、、、(汗) それでは、申し訳ありませんが、、、、(汗) 御一緒、頂けますでしょうか、、、(汗) 」


「喜んで、、、(ニッコリ)」


あぁ、、、、 敦賀さんをこの場から連れだしてしまう羽目になってしまったわ、、、、


更に、このパーティーにいらしている女性の皆様の恨みを買ったことでしょう、、、、


私、、、 明日の朝日を拝めるかしら、、、、(サラサラ)





≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒ξ
side‡蓮

前年、最上さんがマリアちゃんのために企画したグレイトフルパーティーは今年、社長発案のホームパーティーに姿をかえた。

更に、社長からの厳命で最上さんは裏方に回ることをかたく禁止されたらしい。


そして、都合の良いことに、パーティーはパートナー同伴が必須で俺は社さんから注意をされつつ(考え事に集中している時の顔に問題があったらしい)どうやって最上さんのパートナーに収まろうか思案に明け暮れていた。


しかし、様々なシュミレーションを何度繰り返しても彼女のスルースキルにあえなく撃沈していて、言い出すことさえ出来ず、流石に焦りはじめたときに、マリアちゃんから思いもよらないお願いごとをされた。


『蓮様にマリアからのお願いを聞いていただきたいの 』


最初はパーティーを一緒に、というお願いかと思い少しだけ困ってしまったが、、、、


『蓮様にはお姉様と御一緒にパーティーにいらしていただきたいんです♡ 』


(マリアちゃん、、、 語尾についてるハートマークに、何もかも見透かされてる気になるのは気のせいかな、、、、(汗))







と、さすがはあの、社長の孫なだけあるマリアちゃんのお膳立てにより俺はこの会場で公然と最上さんを独り占めしている。


周囲からの視線の殆どはドレスアップした最上さんに注がれていて、少しでも彼女を1人にしようものなら有象無象が集りそうで一時も離したくない。


でも、少し疲れた様子を見せている最上さんに休むために座を外そうと提案したら、、、




「あ、の、、、 少し、1人で休んでますので、、、 敦賀さんはパーティーを楽しんでください、、、 」





て、、、 君がいない会場にいても、俺は楽しくもなんともないんだけど、、、






「、、、パートナーを1人にしてここには残れないなぁ? 」





付き添うための言質を最上さんから奪取すべく、俺は脳内で素早く計算を巡らせた。




「俺を置いていくって言うならここで抱き上げて君を連れだすけど? 」



こういう言い方をすれば、君は俺が側にいることは拒めないよね?




「あ、あの、、、(汗) それでは、申し訳ありませんが、、、、(汗) 御一緒、頂けますでしょうか、、、(汗) 」



まぁ、答えとしては少々物足りないけど、、、

あまり、欲張り過ぎても墓穴を掘るだけだろうから、この辺で手を打つしかないかな、、、




「喜んで、、、(ニッコリ)」



こうして、人々の視線とざわめきから彼女を連れ出すことに成功した。

あとは、彼女への誕生日のプレゼントをどうすれば首尾よくその手に渡すことができるかな?


2年、連続で同じ手が通用するといいんだけど、、、、?



≒≒≒≒≒≒≒≒≒≒ξ
side‡キョーコ


18歳のバースディの始まりも、、、、


敦賀さんからのプレゼントで、、、


でも、、、 なぜ靴下、、、、?


不思議に思っていたら、クスクスと笑いながら敦賀さんが仰られた。


「クリスマスはサンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれるんだよね? だから、俺からはそのための靴下をプレゼント(ニッコリ)」


「、、、、、敦賀さん? サンタクロースがプレゼントを渡すのは子供だけですよ? 」


「? そうなんだ、まぁ、でも、未成年の最上さんならまだ、境目ってことでサンタクロースが来てくれるかもしれないでしょ? 」


いえ、それ以前にサンタクロースは空想上の方ですから、、、





子供扱いに何やらモヤモヤするものを感じつつ、一方で安心してしまう、、、



自分の中の混沌とした想いがなんだかおかしくなってくる。


「ふふ、ありがとうございます。敦賀さん、、、 今日、寝るときに忘れずに枕元に置いておきますね」








だけど、その翌日どころか、、、

だるま屋の自室に帰る頃には敦賀さんの仰る通り、サンタクロースからのプレゼントが本当に靴下の中にはいっているなんて思いもせず夢のあるお話に合わせるようにその時はそんな言葉を返した。



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side‡蓮


今年のプレゼントはプリンセスローザと同じ石を配したリングとそれに重ねてつけることができるインサイドストーンリングを用意した。


多分に思惑を盛り込んだそのプレゼントは彼女の誕生石のタンザナイト(ピンク)とインサイドストーンリングはアメジストを嵌め込んだもの。





アルマンディにオーダーしたそのリングはインサイドストーンのみ石だけタンザナイト(ブルー)にしたものを俺も揃いで作ってしまった、、、




結果を言えば思惑通り俺は誕生日のプレゼントに用意した品物の中にリングを仕込んで彼女に渡すことに成功した。




会場から連れだして日付が変わる時まで引き伸ばして、プレゼントした『靴下』に流石に君は不思議そうな顔をしてたけど、それでこそ話も繋ぎやすい。




「クリスマスはサンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれるんだよね? だから、俺からはそのための靴下をプレゼント(ニッコリ)」



俺からの子供扱いした台詞に少しだけ口を尖らせて抗議の言葉を返してくる。


でも、君が未成年のうちならまだ、誤魔化せるかな、と強引にサンタクロースネタを推し進めたら、クスクスと笑い出しながら話を合わせてくれた。




その靴下の中に気がついた時、今年の君はどんなリアクションをしてくれるのかな、、、?





~end~
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家主の独り言、、、、

今更、追記、、、 蓮さんが用意したブツのデザイメ画 これじゃ、イメージわかんないよ~、て声が~

送り主、確定されて突っ返されないといいスネ、、、 蓮さん、、、?


このネタ書くのに、ジョルジオアルマーニのジュエリーの価格帯見てみたけど、素材、デザインともに参考になんねぇ、、、

て、ことでティファニー、ショーメ辺りを参考にしました。

て、作中に価格は書いてないですけどね、、、

因みにリングのデザインですが、、、
ティアラ系、、、 と言いたかったのですが、あえて、シーンや服装など選ばないシンプル系を想像しました。

デザイラ書いてみようかな、、、 とも思ったんですが、、、、

書けるようならまた、後日追加します(未定)



原作では明かされていない(33巻現在)プリンセスローザ様を我家では勝手にピンクタンザナイトということにしてしまいましたが、この石、透明感のあるバラ色の美しい石です。
(因みにブルーが一般的に出回ってるもので、ピンクは更に稀少らしいです。ブルーのタンザナイトは深い蒼色、、、て感じでしょうか)


現在はもう、採掘はされてないため、希少性から言えばダイヤモンドやサファイア、ルビーよりも珍しいとか、多色性で様々な色が存在するとか、12月の誕生石とか、、、石言葉とかパワーストーンとしての効果とか?



以前、セレブのお姉様方が宝飾品の目利きを競う番組で質のいいタンザナイトはダイヤより価値が高い、、、 と、仰られていたのを不意に思いだしたため、あ~、それじゃあ、、、 などと思った次第です。


他にも似たような推理をされてる方は既にいらっしゃるのでしょうね、、、、(笑)

なので、家主はかな~り、今更的な感じです。。。


今年のラストを飾るのはキョコ誕&クリスマスネタでした。

年末には少し早いですが、皆様良い年越しをお過ごしください。

(久々に独り言が長くなってしまった(汗))


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