卵管造影検査の後向こう半年、特に最初の3ヶ月は妊娠がしやすいと言われているそうで、

私も期待に胸を膨らませていました。

 
ところが、3ヶ月経っても、半年近く経っても状況は変わりませんでした。
旦那のほうも資格の試験勉強で精神的な余裕がなかったのもあるかも?とその時は思っていました。
 
夏が過ぎ9月に入った頃、旦那から
病院を変えてみようか、という提案がありました。
自分も踏まえて、不妊治療専門のクリニックで
診てもらったほうがいいんじゃないかと。
 
もちろん心の中では多少の抵抗はありました。
だってまだ31歳なのに…不妊治療って、、って。
でも主人が家から通える場所に評判の良さそうなクリニックを探して見つけてきてくれたので、
意を決して2人で行くことにしたのです。
 
しかし、いざ予約をしようと思ったら、
 
全然取れない。
 
なんとか予約が取れたのが3週間後の9月末。
 
クリニックに実際に行ってみてまず思ったのが、
こんなに沢山の人たちが不妊治療しているのか、という印象。
クリニックにはひっきりなしに人が入ってきて、女性1人だったり、夫婦で来ていたり。
子供づれの方もいました。
 
不妊治療って特別なものだと思っていたけど、
このクリニックだけでこんなにいるのなら、
一体全国にどれだけの人たちが悩みを抱えているのか…
と思った記憶ががあります。
 
そう、不妊治療は決して他人事なんかじゃなかった。
そして悩みは本当に人それぞれで、
不妊の原因や治療方法も十人十色なのだということを思い知らされるのです。
 
すごく難しくて、複雑で、センシティブなものなのです。
そのつらさや大変さを本当に理解できるのは、不妊治療をしている者同士だけだと思います。