それぞれ、神社には職階があります。



神職=宮司と思っている方も多いようで、

「宮司さん!」と

声かけされる方がいるのですが、

『宮司』というのは、その神社の長。

神職が2人以上いる神社は、

宮司1人と、禰宜(ねぎ)がいます。

禰宜、もしくは権禰宜(ごんねぎ)ですね。



宮司が一番上で、

大きな神社は権宮司がいることもあります。

権宮司がいるような神社は、

熱田神宮や出雲大社など、

限られた神社です。



禰宜は祢宜とも書き、

『神に祈る者』という意味があります。



上から、

宮司

権宮司

禰宜

権禰宜

出仕(しゅっし)

(伊勢の神宮は権禰宜と出仕の間に

宮掌(くじょう)主典(しゅてん)といった

階級もあります)



神職が1人しかいない神社では、

宮司しかいないですが、

2人以上いる神社は、

宮司以外の職階もあるので、

声かけする時はお気をつけください。