神棚ですが、

お米とかお水をお供えしてますか。

御神札を神棚に入れて、

そのままにしないでくださいね。



御神札の効力は一年であっても、

放置して何もお供えしないのは、

神様が離れていってしまうので、

お米、お酒、お塩、お水、お榊。

定期的に交換してください。



可能であれば、

お米、お酒、お塩、お水は毎朝お供えし、

その時にお酒とお水の蓋は開けてお参り。

夕方家に帰ってから、

帰宅の挨拶をして、お供物をさげる。

神棚から下げたお供物を

その日の夕食にして頂いてください。



ですが、

お米とお水は毎日お供えできても、

お酒とお塩は難しいかとも思います。

なので、お榊を変えるタイミングで、

お酒とお塩もお供えすると良いかと思います。



毎回、すべてのものをお供えは出来ない

という家もあるでしょうし、

他の物をお供えしたい、

という方もいらっしゃるでしょう。



時にはお饅頭をお供えしたり、

お菓子や豆をお供えするのも良いかと思います。

お酒は日本酒がいいです。

日本酒には浄化の意味合いもあります。



お米も、お供え用のお皿に入れたままでは

虫が寄ってくるから、

という家庭もあるかもしれません。

その場合は、お参りして

すぐに下げてしまっても構いません。



中には、お米も、

お榊を変えるタイミングで変えたり、

1日と15日だけお供えしている、

という家庭もあるかもしれませんね。

放置するのが良くないだけなので、

そのタイミングでも大丈夫です。

ご家庭の事情に合わせてお供えしてください。



ただし、出来ればお水は毎朝お供えしてください。

昔から神様にお供えするお水は朝一番のお水、

とも言います。

環境によりけりで、

すぐに下げてしまっても構いませんので、

朝一番のお水をお供えしてください。



お祀りしっぱなし、

お供えしっぱなし、

放置はしないでくださいね。






『お米はさ、ゴ◯◯リとかネズミとかくるから

お参りしたらすぐに下げていいよ。

ネズミは袋に入っててもかじっちゃうからね』

ライトが気にしていました。


『今のお家が優れてても昔ながらの家とか

ネズミとか来ちゃう家もあるかもでしょ』



やけにネズミと言い続けるので、

詳しく聞いてみると、

『昔、ネズミに食べられたことあったの。

晴明さんの頃ね。

今みたいに白いお米じゃないよ。

黄色い粟(あわ)で作られたおにぎりなんだけど、

ライト、自分の体温であったかくなるのが嫌で

置いておいたの。

そしたらねずみに食べられた。

他に食べる物ないからさ、ひもじかったー。

ひもじくて…つらかった』



『…悲しくなってきた……』



『ターたんは女の子だからね。

紐がついた袋に入れて、

斜めにかけて持ち歩いてたの。

遊ぶ時もお手伝いする時もいつも。

だから食べられたことなかったよ』



平安時代の悲しき思い出があったのでした。

こういう話を聞くと、

お腹いっぱい食べさせてあげたい。

お米(白飯)も食べさせてあげたい。

そう思うのでした。