私はライトやタルを連れて神社参拝をしていますが、

犬を連れて神社仏閣へ参拝に行くこと。

賛否両論あるとは思っています。





犬に限らずですが、

動物は“畜生”と分類されますから。

それは、ライトもタルも理解しています。

なので、入ってはいけない場所、

抱っこで行くべき場所、

人間の私よりしっかり理解していて、

必要な場所では『抱っこ』を求めてきます。





正直なところ、

私自身は、数年前まで

神社への犬連れ参拝には否定的でした。



子供の頃から犬を飼っていますし、

犬は大好き。

それでも、排泄を外でするイメージが強く、

神社でしたらどうするの?

片付ければいいという問題ではなく、

神域内でさせないで。

それができる?



だから…連れて行ったとしても、

抱っこ、もしくはカートだよね。

境内を歩かせたらダメだと思う。

そう思っていました。





私の気持ちを変えたのはライトです。



ライトが一歳過ぎた頃でしょうか。

その頃はまだライトの役目なんて知りません。

神社へ連れて行ったことも一度もなく、

ライトと言葉が通じることもわかっていませんでした。



ライトにお魚をあげると、

誰にも見られないところに持って行き、

お魚の周りを飛び跳ねながら吠えていました。

何をやっているのかはわからなかったのですが、

それが神様に奉納しているように見えて、

『奉納の舞』と呼んでいました。

見られていることに気づくと止めてしまうので、

いつもこっそり覗いていました。



それが本当に奉納の舞だったことを知ったのは

もっとずっと後のこと。

ライトが神様からのお役目を背負って

生まれてきていることを知った時でした。



犬が神様からのお役目を背負っている。

神様大好きで神社に行きたがっている。

そのことを知って連れて行くようになりました。





最初の頃は、

マナーパンツ(オムツ)をつけていても、

氏神様でさえ、

眷属さんから『抱っこしろ』と言われました。

それでも連れて行かないと

『今日はあいつ(ライト)来ないのか?』

と聞かれたりして、

神様だけでなく、

眷属さんも受け入れてくれました。



氏神様から始まり、

いろいろな神社へ連れて行くようになって…

神様も眷属さんも許容してくれているのがわかりました。



犬は素直な分、

人間よりも『神様大好き!』を

思いっきり前面に押し出していきます。

それは神様も嬉しいようで、

神様も眷属さんも、

ライトやタルが来るのを

楽しみにしてくれるようになりました。





もちろん、

犬連れ禁止の神社へは行きません。

マナーは守った上で参拝しています。




それでも、

神様から『来るな!』と言われたこともあります。

その時は、滝のような大雨で、

連れて行くことが無理な状態になりました。



来てほしくなければ、

神様は“来るな”とアピールします。

それがなく、いいお天気で、

参拝させもらえるということは、

神様は歓迎してくれている、

ということです。



神様は犬連れ参拝を拒否していません。

むしろ、呼んでくれている神社もあります。

ライトは、神様から龍をつけてもらいました。



犬が神様から、

神様のことを広める役目を背負い、

生まれてきているのです。

つまり、それだけ人間が純粋でいられなくなっているということです。



今まで、神様の役目を背負った人は

たくさんいたと思います。

最初は大人だった。

次は胎内記憶を持つ子供たち。

そして今は犬。



なぜ犬が役目を背負うことになったか。

人間では、欲にとらわれ魔に魅入られてしまうから。

ずっと純粋な存在でいられる動物が

神様の役目を背負うことになったのです。

それだけ魔が蔓延る危険な世だということです。



今は動物たちが神様からのお役目を背負って

生まれてきています。

そんな動物たちが神社へ参拝してはいけない、

なんてことがあるでしょうか。



神社を広める役目、

神様のことを広める役目、

それぞれ違った形でお役目を背負っています。



マナーを守った上での参拝なら、

犬連れだって参拝しても構わない、

そう思っています。



ライトもタルも、

神社へ行くととても楽しそうにしています。

マナーを守っていれば、

犬連れでの神社参拝は問題なく、

神様も眷属さんも喜んでくださいます。



犬連れをNGとしている神社はともかく、

神様が許可しているのに、

人間だけが許可せず否定するのは、

おごりではないでしょうか。



犬もお役目を背負っていること、

ご理解いただければ幸いです。